SPORTS 2018年12月3日

アメフト リーグ戦最終戦は惜敗 来季は1部リーグ上位TOP8でプレー

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ下位BIG8)は12月2日、リーグ戦最終戦となる第7戦を国士舘大学と戦い、24―27で今季初の敗北を喫した。東大は既にBIG8優勝と来季の関東学生1部リーグ上位TOP8への昇格を決めていたものの、全勝をかけたこの試合では相手をリードする展開に持ち込めなかった。

 

東  大|07611|24

桜美林大|71406|27

 

 東大は第1クオーター(Q)、力強いランとミスのないパスで5~10ヤードを着実に進む相手に、わずか3分ほどで先制のタッチダウン(TD)を許す。第2Qには大路航輝選手(経・3年)のロングランなどで同点のTDを決めるが、直後のキックオフリターンではボールをキャッチした相手選手がタックルを振り切って独走。簡単に勝ち越しのTDを奪われる。前半終了間際にもパスコースを読んだ相手選手にボールを奪われ、そのままロングランからTDを許してしまう。

 

第2Q、大路選手がロングランに成功。直後の同点TDにつなげる(撮影・吉良椋)

 

 第3Qには再び大路選手のロングランで敵陣6ヤードに迫るも、あと一本のパスが通らず、フィールドゴール(FG)での3点追加にとどまる。その次の攻撃では反則を3度犯して計15ヤード後退。敵陣2ヤードに迫りながらもランで前進しきれず、これもFGに終わる。

 

 それでも三度目の正直というべきか、第3Q終了間際には大路選手が中央をすり抜けてフィールド左へ駆け出し、敵陣2ヤードまでボールを運ぶ。そのまま第3Qを終えると、第4Q最初のプレーで、大路選手が中央に群がる選手たちを飛び越えて強引にTD。得点後に1回のみ与えられる攻撃権では、決まれば1点追加となるFGではなく、2点追加となるTDを狙う。パスを受けた伊理直人選手(文Ⅲ・2年)が、タックルを浴びながらエンドゾーンへ倒れ込み、同点に追いつく。

 

第4Q、大路選手が守備陣を飛び越えてTDを決める(撮影・吉良椋)

 

 ここから逆転に持ち込みたい東大だったが、互いにFGで3点を加えた試合終了間際、国士館大が再び猛攻を見せる。東大守備陣はタックルで相手選手をなかなか止められず苦戦。一度は関剛夢選手(工・3年)のファンブルリカバーでしのぐも、直後の攻撃でうまく攻められず、試合時間残り3秒で自陣16ヤードまで迫られる。ここで国士舘大はFGの構え。東大側スタンドではスティックバルーンを叩く音や大声など、東大の選手を後押しするとともに騒音で相手攻撃陣間の意思疎通を妨げる「クラウドノイズ」が起きるも、願いは届かずボールはゴールポスト枠内へ。東大はあと一歩及ばず、有終の美とはならなかった。

 

第4Q残り3秒、勝ち越しのFGを決められうなだれる選手たち。惜しくも全勝優勝はならなかった(撮影・吉良椋)

 

 東大は第6戦終了時点で、リーグ戦6勝1敗で並ぶ可能性がある大学との直接対決を制していたため、既にBIG8優勝を決めていた。同時に、日本大学(TOP8)に悪質タックル問題を受けた処分が下った関係で、来季のTOP8への昇格も決定している。試合終了後、楊暁達主将(工・4年)は「皆さんの応援のおかげで昇格できた」と感謝の意を述べた。

 

(小田泰成)

 

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