キャンパスライフ

2020年5月7日

【キャンパスのひと】小坂涼(こさか・りょう)さん(文Ⅰ・2年)

 

未来見据える専門家

 

 「典型的な器用貧乏です」。スポーツや音楽など、さまざまなことに挑戦してきた。現在はスポーツ愛好会テニスパートに所属する一方、趣味ではクラシックギターで作詞作曲を手掛ける。最近、7枚目のシングルを友人に贈った。

 

 1年次の夏、インドでの短期インターンで途上国の労働問題について企業や就労者に取材した。現場では、社会学や経営の知識と共に語学の大切さも痛感。もともと言語を勉強することが好きで、海外在住経験があることから英語が得意だ。第二外国語の学習を生かし、小学校で中国語話者の児童の通訳ボランティアも務める。

 

 将来のことはまだ分からないが「何か一つの学問を極めたい」と語る。「人口の多いインドでは専門性が高くないと生き残れないようです。日本もそうなっていくかも」。経験をしっかりと教訓にする勉強家だ。


この記事は2020年4月21日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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キャンパスのひと:小坂涼さん(文Ⅰ・2年)

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