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2015年2月16日

「新学事暦の導入に反対する学生有志」要求書を提出

2015年度に導入される新学事暦の見直しを求める「新学事暦の導入に反対する学生有志」は1月30日、新学事暦や大学の制度改革一般に対する要求書を濱田純一総長らに宛てて本部学生支援課に提出した。新学事暦で105分となる授業時間の現状維持などを要求。濱田総長らが20日までに要求書への回答をすることを求めた。

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要求書は濱田総長をはじめ4人の理事・副学長と3人の理事に宛てられた。学生有志は新学事暦導入などの一連の改革が「学生の主体性を無視した一方的な改革」だと主張し、新学事暦の見直しを求めた。今後学生生活に重大な変化をもたらす制度改革を行う場合には決定前に各学部の自治会などと協議することなども併せて要求した。

学生有志は学部生と大学院生約10人から成る。1月初めに新学事暦の撤回や、学生や教職員の意見を取り入れた大学運営を求めるビラを配布。学生有志への賛同者をビラやツイッターで募集した。要求書提出までに賛同者は161人に上り、うち6人は教員だという。要求書を受け取った本部学生支援課の職員は「要求書は必ず濱田総長らに渡す」と話した。

この記事は、2015年2月10日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。2708_2_10pop.jpg

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