COLUMN 2018年8月29日

【知のRecipe】 ふんわり卵に絶妙アレンジ

 夏休みをいかがお過ごしだろうか。遊びも勉強もいいが、おいしい自由研究に挑戦してみては? 東大卒の食文化研究家、スギアカツキさんに、具材などを実験できるレシピを聞いた。

 

 

 

 あなたの好きなオープンオムレツを作りなさい。

 

 こんな問題が、東大入試に出たらどうでしょうか?料理の段取りはプログラミングと同じと言われるように、料理はさまざまな実践力が生かされる場とも言えます。

 

 最高のオムレツを作るためには、どんな材料、どんな焼き方をするのがベストなのか。正解は一つではありませんから、自分の味覚を大事にして、フライパンと向き合う時間をつくってみてください。しっとり仕上げるためにマヨネーズを加えるなど、調べて獲得できるアイデアはもちろん、常識にとらわれない革新的な発想も欲しいところ。なぜなら、未来に最も必要なのは、好奇心と発想力、そして実行力なのだから。

 

【作り方】

(1)卵を割りほぐし、用意した具を加えて混ぜ合わせる。

 

(2)しっかり熱したフライパンに油を薄く引き、卵液を流し込む。

 

(3)火力を弱火に落とし、ふたをして5分じっくり焼く。焼き方も研究してアレンジすること。

 

(4)火を止めて、数分間蒸らす。お好みの器に盛れば完成。

 

◇記者が挑戦

 

 具はさばみそ煮缶詰の代わりにたくあんを使用した。駄目元だったが、マヨネーズを混ぜてふんわりした卵とたくあんの塩辛さがマッチしていた。焼き具合は、裏に焦げ色を付け表は黄色の光沢を残すと、卵の柔らかさが楽しめた。

 

 このように、このレシピは意外な発見に満ちている。枝豆や果物、納豆を入れても面白いという。焼き方も、時間をもっと短くしたり、逆に両面しっかり焼いてみたりと、研究のしがいがありそうだ。(長廣美乃)


この記事は、2018年8月28日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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