COLUMN 2014年5月22日

「しんかい6500」を見学してみた 東大生によるニコニコ超会議レポート

 千葉市の幕張メッセで4月26・27日に開かれた「ニコニコ超会議3」にて出展された「超深海ブース」を取材した。 「超深海ブース」では潜水調査船「しんかい6500」が展示された。この企画は、昨年の潜水調査の様子が「ニコニコ動画」で配信されたことなどから実現したもので、一般ではほとんど公開されない「しんかい6500」が見学できる貴重な機会となった。

DSC_0098.jpg 企画では実際に探査に携わるスタッフによる説明が行われたり、パネルが展示されたりし、子供たちや学生をはじめ老若男女がなかなか直接見ることができない船体に見入っていた。なお、事前に行われた抽選の当選者限定で、耐圧殻と呼ばれるコックピットも公開された。

  「しんかい6500」は1989年に完成し、世界中の海洋生物、地質などの調査に使われており、現在までに1300回を超える潜航を行ってきた。建造から20年以上が経ったが、現在も世界で数少ない、大深度まで潜ることのできる有人潜水調査船として第一線で活躍中だ。 最近の調査としては、東日本大震災に伴う三陸沖の地質変化の調査、海底火山によってできた地質のサンプル採取、深海数千メートルの微生物類の調査などがある。今後も深海生物の希少遺伝子資源としての応用、地震の発生メカニズムの研究など、多方面での応用が期待される。

(文・小原寛士)

 

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