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2016年12月30日

【東大2016総決算⑦:来年に向けて】地方女子に家賃支援

 推薦入試や進学選択など、東大の新制度が実施された2016年。七大戦優勝や東大で研究経験がある大隅良典栄誉教授(東京工業大学)のノーベル賞受賞などうれしい出来事があった一方、論文の不正疑惑など波紋を呼ぶ動きも相次いだ。東大の1年のニュースを全7回にわたって振り返る。

 

来年に向けた変更も

 東大は11月14日、自宅から通学困難な女子学生に、月額3万円で最大2年間の家賃支援を2017年度入学生から実施すると発表した。親の収入など経済的条件はない。東大は「東京住まいが不安な地方の女子学生・保護者への具体的支援」と説明した。

 

 施設運営でも重大変更が明らかに。総合図書館は11月22日、17年度の本館利用が困難になると発表した。工事日程の変更を理由とするが、背景は不透明。図書館側は「出納機能や学習スペースは代替措置で維持する」とした。同日には「閉館に反対する学生の会」を学生有志が結成。閉館撤回・情報開示を求める署名2073筆を12月13日に図書館・東大本部・五神真総長へ提出した。

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