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2016年6月27日

ホッケー女子 1部2部入替戦に敗れ1部昇格ならず

前半9分に早々と先制を許す(撮影・関根隆朗)
前半9分に早々と先制を許す(撮影・関根隆朗)

 

 ホッケー部女子(関東学生2部リーグ)は6月26日、1部8位の立教大学と春季リーグ1部2部入替戦を戦い、0-4で敗れて昨秋以来の1部復帰を逃した。東大は18日に初の2部優勝を遂げて1部昇格に期待がかかっていたが、立大の攻撃の前に屈した。

 

東 大|0 0|0

立 大|2 2|4

 

 東大は前半9分、左サイドから上がられてペナルティーコーナー(PC)を与えると、相手選手の放った浮き球がゴールラインを割り先制を許す。その後も東大はパスを通せず立大にボールを支配され、再三PCを許すなどゴールに迫られるシーンが続く。前半25分に再び左サイドから上がられると、PCを与え2点目を許す。

 後半に入ると東大も反撃を開始。後半開始直後の攻撃では右サイドから攻め上がり、シュートこそ放てないが敵ゴールに迫る。その後も右サイド中心の攻撃で敵陣に攻め込むシーンが増える。追い上げが期待されるが、次の1点は立大に。左サイドから上がられて中にボールが入ると相手選手をフリーにしてしまい、ゴールを決められる。その3分後にも右サイドから崩され4点目を与えて万事休す。そのまま0-4で敗れた。

 

手痛い3点目を与えて落胆する東大の選手(青)と喜ぶ相手選手(撮影・関根隆朗)
手痛い3点目を与えて落胆する東大の選手(青)と喜ぶ相手選手(撮影・関根隆朗)

 東大は2部のAプールで2位につけると、6月11日の武蔵大学との順位決定予選、18日の横浜市立大学との1-2位決定戦に勝利して創部以来初の2部優勝を決めていた。昨秋以来の1部復帰に期待がかかったが、復帰は来季以降に持ち越しとなった。

 

(文・関根隆朗)

 

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