9月。周りが徐々に受験モードになっていく中、志望校が決まっていない、実力に自信を持てないなど、焦りを覚える人もいるのではないでしょうか。
東大新聞では、9月号を「受験生特集号」と題し、東大教員が送る受験生へのエール、現役東大生の勉強法アドバイスなどに加え、今年は地方の高校生、女子高校生、非進学校の高校生に向けた特集も掲載しました。
こちらのページでは、9月10日発行の「受験生特集号」の特集記事の見どころを一挙に紹介しております。ぜひご覧ください!
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木津潤平さんインタビュー
建物を持たない劇場「Landscape THEATRE」を立ち上げ、2024年4月にその第一弾プロジェクトを始動させた、建築家の木津潤平さん。舞台美術に引かれ、建築の奥深さを知り、自らの選択で人生を切り開いていった木津さんに、取り組んできた仕事や人生の選択について、受験生へのメッセージなどを聞伺いました。
地方/女子/非進学校出身学生応援特集
東大にはさまざまな立場にいる中高生を応援するサークルが存在します。地方学生を応援するFairWind、非進学校の学生を応援するUTFR、女子学生を応援するpolarisの代表者に集まっていただき、座談会を開催しました。自分自身の経験やサークル活動を通して知った中高生のリアルな声を語り合い、中高生への応援のメッセージを伺いました。
また東京大学新聞社は8月、現役東大生を対象に受験生の頃に感じていた心配や経験してきた苦労などについてのアンケートを実施しました。アンケートの結果から、地方出身の受験生や女子受験生など、立場によって直面する壁や経験する不安が異なることが浮かび上がりました。
東大教員が送る受験生へのエール
東大の第2次学力試験の問題は、東大教員が作成します。各教科に近い分野を専門とする東大教員に、受験生に向けたメッセージを寄稿していただきました。「東大教員はその教科を学ぶことにどのような意義があると考えているか、そしてその教科にはどのような魅力があるのか」中々聞くことができない、東大教員の東大入試への考え、そして受験生へのエールが盛り沢山です!
現役東大生の勉強法アドバイス
東大受験について聞きたいことはたくさんあるのに、身近に相談できる相手がいない…そんな悩みを抱えた受験生も多いのではないでしょうか?本企画では、科目別のおすすめ勉強法、そして入試でのアドバイスを掲載しました。各教科の基本情報(試験時間・問題数・満点)及び分析、そしておすすめの勉強場所もまとめて紹介!ぜひ受験勉強にご活用ください。
9月号発行責任者より
「東大なんてすごい大学、自分には行けるはずがない」。そんな思い込みで君の将来の選択肢を狭めてしまうのはもったいない。東大は何がどうすごいのか。そこに通う東大生だって、少し前は君と同じ高校生だったはずだ。自分の持つ東大のイメージを深めるために、まずは情報を集めてみよう。地方の学生、女子学生、非進学校の学生向けに情報を発信している東大のサークルもある。また東大新聞9月号には、東大教員や現役東大生からのメッセージも書いてある。そうしたところから、東大のイメージを深めていくのもいいだろう。
「東大なんてすごい大学、自分には行けるはずがない」。そう頭で考えて悩むよりも、まず実践。情報を集めていくうちに、自分が東大に行くには何が足りないのか、どうすればいいのか、自ずとゴールが見えてくるはずだ。義務教育を終えて、人生は次の段階に入る。次のフェーズのスタート地点に、東大を選んでみてはどうだろうか。大丈夫、君がすごいと思っているその東大生になるポテンシャルを、君は持っている。(2年・五十嵐崇人)