東大大学院の学生を中心に企画から運営、作品制作までを行う、「東京大学制作展2025 Beginning」が7月4日〜7日に開催される。運営に携わる学生に、イベントの概要について寄稿してもらった。(寄稿=東大大学院教育学研究科臨床心理学コース 修士1年・篠原咲希音)
東京大学大学院情報学環・学際情報学府が主催する、東京大学制作展2025 Beginningが2025年7月4日(金)から7日(月)まで、情報学環オープンスタジオ(情報学環本館B1F)で開催されます。
東京大学制作展は、情報・メディアアート分野を専門とする教員の監修のもと、大学院学際情報学府の学生を中心とした多種多様なバックグラウンドを持つ学生たちが一から作り上げる、テクノロジーとアート・デザインを融合する展覧会です。
この度開催する制作展2025 Beginningは、これまで制作展EXTRAとして親しまれてきた夏の制作展の名称を改めた展覧会です。EXTRAは当初、11月に開催される本展を補完する位置づけでしたが、近年は新年度のメンバーが初めて手がける展示としての意味合いが強まっており、その出発点となる思いを「Beginning」に込めました。
11月の本展に向けた制作展2025の序章をぜひその目でご覧ください。
「ある」こと。
「ない」こと。
「ある」でも「ない」でもないこと。
「ある」でも「ない」でもあること。
わたしにとっての、
あなたにとっての、
知覚の、記憶の、想像の……
たとえばそういう、「あることないこと」
制作展2025 Beginningのコンセプトは、「あることないこと」。私たちは、各々の専門分野や興味、特技を通じて、このコンセプトに挑みます。
あなたと一緒に「ある」ことと「ない」ことの世界を垣間見たい。そんな思いを胸に制作展2025メンバー一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
プロデューサーからのコメント
今回の展示のコンセプトである、「あることないこと」。
「ある」と「ない」という対立は、一見すると実にわかりやすくて単純です。けれども私たちは、例えばその境目や外側について、ときに主観を超えたところまで、考えてしまうのではないでしょうか。「ある」とも「ない」とも知らず触れる。それぞれの「あることないこと」を通して見る。 どちらも、この展示と出会う一つのかたちなのだと感じています。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
(東大大学院学際情報学府先端表現情報学コース 修士1年・戸田結梨香)
関連情報
・開催場所:東京大学本郷キャンパス 情報学環オープンスタジオ
・イベント情報:https://iiiexhibition.com
・予約サイト: https://iii-exhibition2025beginning.peatix.com
当日チケットもございますが、事前予約を推奨しております。ご予約のうえ、ご来場ください。
・対象:一般
・参加費:無料
・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府
・お問い合わせ:utokyo.iii.exhibition[@]gmail.com
・SNS:
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