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教養

2021年05月01日

【漫画✖️論評 東大COMINTARY】手塚治虫・『陽だまりの樹』

 時は幕末安政——『陽だまりの樹』は2人の若者、藩士・伊武屋万二郎と医者・手塚良庵を主軸に据え、開国後の社会の混乱、政治的闘争、新旧の勢力のぶつかり合いを描いた作品だ。  万二郎は剣術に優れ、義理堅い性格。義を貫く姿勢は周りから信頼を置かれるが、不器用な性格が邪魔をし、最愛の女性との幸せも叶わない。対照的に良庵は好色なお調子者。一方で、人情に厚く、医者としての腕も確かで、やるとき
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