COLUMN 2018年11月20日

【駒場祭おすすめ企画】〜Sonido de Los Andes〜アンデスの響き 観客と一体で盛り上がる

①街頭演奏
②〜Sonido de Los Andes〜アンデスの響き

東京大学民族音楽研究会

①@1号館北東
②@7号館722号室

①午後0時半〜午後5時
②午後1時開場、午後1時半開演、午後4時半終演(予定)

 

活気を帯びた演奏は毎年人気を博している

 

 祭りに欠かせない、気分を盛り上げてくれる音楽。駒場祭でその一翼を担うのが、南米の民族音楽「フォルクローレ」だ。ポップスなど多様なジャンルの要素を取り入れた音楽性は、多彩な企画の個性が混ざり合う駒場祭とどこか重なる。

 

 自然の産物で作られた楽器が多いのが、フォルクローレの特徴。代表的な楽器「サンポーニャ」は長さが違う竹筒が並び、竹筒に息を吹き込むとプオーとそれぞれ別の高さの音が出る。代表の西脇和哉さん(理Ⅰ・2年)は「時に温かく時に勇猛果敢な音色が魅力です」。チャフチャスという楽器にはアルパカの爪を使うことも。爪を集めて振ると爪同士がぶつかり、カタカタとアンデスの風を思わせる乾いた音が響く。

 

フォルクローレの代表的な楽器、サンポーニャ。音色もさることながら、竹ならではの温もりがある質感も魅力だ

 

 「まずは街頭演奏で、泥臭いパワーや勢いを体感してください」。カラフルな民族衣装でにぎやかな曲を披露する姿は、活気あふれる祭りにぴったりだ。観客との一体感を重視して、手拍子を求める他、チャフチャスを観客に渡して振ってもらうこともある。中には踊りだす観客がいるほど好評で、西脇さん自身これを見て入部を決めたというが「やってみると意外と体力勝負で大変です(笑)」。

 

 街頭演奏は屋内での演奏の宣伝も兼ねる。今年は宣伝ビラを配るなど、例年以上に熱心だ。屋内は音響設備が充実しているため、屋外では音が響かないしっとりした曲に挑戦。「その分機材の設定が大変ですけどね(笑)」。曲調に合うフォーマルな服を着たり、歌詞の和訳が書かれた紙を観客席の机に置いたりと、観客を楽しませる仕掛けを施しつつ「自分たちが楽しむのも忘れません」。演奏者と観客が一体となって楽しむこの企画自体、一つの祭りといえるのかもしれない。


この記事は、2018年11月13日号に掲載した記事の転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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