東大生協食堂は全ての店舗で5月12日から備蓄米を使用していると、東京大学新聞社の取材に対し答えた。7月中旬まで継続する予定だという。
備蓄米は新米より安価だが、通常と異なる配送コストが掛かるため、生協食堂での値下げは実施されないという。備蓄米の味や風味については、水加減の工夫によって、個人差の範囲内に留まっているという認識だと答えた。現時点では、備蓄米の提供に合わせたメニューの変更も行われていない。
通常、生協食堂はお米を年間契約で調達している。過去に備蓄米が放出された際は、年間契約により備蓄米を導入することはなかった。今年度は米価上昇により年間契約が結べず、備蓄米の導入に至った。