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2017年10月1日

硬式野球 五回までに大量10失点 新堀選手が今季2号本塁打も早大に連敗

 硬式野球部(東京六大学野球)は10月1日、早稲田大学との2回戦を戦い、1―10で大敗した。二回に新堀千隼選手(理Ⅱ・2年)の本塁打で追い付くも、先発の濱﨑貴介投手(理Ⅱ・2年)が三回途中6失点と踏ん張れなかった。東大は次週10月7・8日に法政大学と戦う。

 

二回、新堀選手がレフトポール際へ今季2号同点本塁打を放つ(撮影・古川夏輝)

 

東大|010000000|1

早大|10513000 ×|10

 

 東大は先制された直後の二回、2死走者なしで打席には9月16日の慶大戦で本塁打を放っている新堀選手。初球の高め直球を振り抜くと、レフトポール際への今季2号同点本塁打となる。さらに2連打で2死一三塁と攻め立てるが、続いて打席に入った濱﨑投手は三ゴロ。ここは1点で攻撃を終える。

 

 味方に追い付いてもらった濱﨑投手だが、踏ん張ることができない。変化球をカットされてカウントを悪くし、四球で走者をためる苦しい投球に。三回は2者連続四球で1死一二塁として、相手4番に遊撃手の頭上を越す勝ち越し適時二塁打を浴びる。なおも1死満塁から、2者連続適時打を打たれて4点差となったところで、濱﨑投手は降板。五回も、濱﨑投手の後を継いだ小林大雅投手(文Ⅱ・2年)が1死二三塁から2者連続適時打などで失点を重ね、序盤で大差がつく苦しい展開となる。

 

先発の濱﨑投手は三回途中6失点と振るわず(撮影・古川夏輝)

 

 一矢報いたい打線だが、今日は相手先発が最後まで安定していた。三回以降連打は一度もなく、得点圏に走者を進めたのは七回の一度だけ。ヒット性の打球を相手内野の好守備に阻まれる場面もたびたびあった。結局、散発6安打で9三振を喫し、完投勝利を献上した。

 

山田大成選手(育・4年)は初回にショート右へのライナーを好捕するなど守備で貢献するも、打撃では無安打に終わった(撮影・古川夏輝)

(文・関根隆朗)

 

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