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2022年12月30日

「東大新聞オンライン」アクセスランキングで振り返る2022

 

 ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃事件に円安……波乱の2022年も残り2日。「東大新聞オンライン」で読まれた記事を時期別に振り返る。東大関係者にとって今年はどんな年だったのだろうか。(構成・石橋咲)

 

1〜3月 藤原帰一教授インタビューが話題に 受験関連記事も

 

1位 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】

2位 第三者に博士論文の下書き作成を求める 東大、大学院教授を諭旨解雇

3位 東大前期日程2996人が合格 合格者平均点・最低点、全科類過去10年間で最低

4位 【21卒東大生就職状況】学部生は楽天が前年度9位→首位 院生トップは2年連続ソニー

5位 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】

6位 東大教養学部 4月から対面授業再開 歓迎の一方で「つらい」という声も

7位 【論説空間】HSPについて正しく知ろう いま日本で何が起きているのか

8位 現役東大生、「宅浪」を語る!

9位 東大生も愛用 ぶどう糖90%の意外なお菓子とは?

10位 東大で活躍する先輩から受験生へ 応援の言葉

 

 2月にはロシアがウクライナに侵攻を開始し、暗い幕開けとなった2022年。1、5位には東大で30年以上国際政治研究に携わり、3月に東大を退職した藤原帰一教授(取材当時)の退職記念インタビューの前・後編がランクインした。後編ではロシアのウクライナ侵攻によって世界はどう変わるのか、国際政治研究はどうあるべきかを聞き、今年2位のPV数を獲得した(12月29日現在)。入試や合格発表関連記事もよく読まれ、3位には22年度東大入試前期日程・外国学校卒業学生特別選考の合格発表のニュースがランクイン。前期日程試験の合格者平均点・最低点が全科類過去10年間で最低だったことや、学校推薦型選抜合格者も含む全合格者のうち女性の割合が2年連続で20%を超えたことを報じた。8位には21年公開の自宅浪人、いわゆる「宅浪」を経て東大に入学した3人の座談会記事「現役東大生、「宅浪」を語る!」、10位には19年公開の「東大で活躍する先輩から受験生へ 応援の言葉」が入った。

 

4〜6月 HSPとは? 関心集める 進学先情報も人気

 

1位 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】

2位 東大前期日程2996人が合格 合格者平均点・最低点、全科類過去10年間で最低

3位 【21卒東大生就職状況】学部生は楽天が前年度9位→首位 院生トップは2年連続ソニー

4位 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】

5位 【論説空間】HSPについて正しく知ろう いま日本で何が起きているのか

6位 東大生も愛用 ぶどう糖90%の意外なお菓子とは?

7位 【國分功一郎教授インタビュー】議論し、議論した学生生活

8位 東大で学び、音楽する 角野隼斗さんインタビュー

9位 ことばの源を探る ことばの獲得と新たな言語の誕生から

10位 【比較進振学】東大で心理学を勉強したい!どこに進学するべき? 文学部心理/社心・教育心理・教養認知を徹底比較

 

 1~3月に引き続き、1位は藤原帰一教授(当時)の退職記念インタビュー(後編)。前期日程合格発表のニュースや21卒東大生就職状況の記事も上位を維持した。心理学が専門の飯村周平特別研究員(取材当時東京大学・日本学術振興会、現在創価大学専任講師)による寄稿記事「【論説空間】HSPについて正しく知ろう いま日本で何が起きているのか」は順位を上げ5位にランクイン。近年インターネット上で大きなトレンドとなっているHSP(Highly Sensitive Person)とは何なのか、なぜ急速にこの概念が普及したのかについての論考で注目を集め、今年6位のPV数だった(12月29日現在)。7位は國分功一郎教授(東大大学院総合文化研究科)への五月祭に関連するインタビュー。学生時代の議論やフランス留学の経験、学園祭に対する思いを聞いた。進学選択の志望登録が始まる時期ということもあり、10位は似た学問領域を扱う進学先を徹底比較する連載企画「比較進振学」で心理学を取り上げた記事だった。

 

7〜9月 単位不認定の学生 関連記事が複数ランクイン

 

1位 単位不認定の学生 学部発表の抗議文に異議

2位 学生、コロナ欠席で単位不認定を主張 学部は「一方的」と反論

3位 【22卒東大生就職状況】学部生首位は2年連続楽天 院生は4年ぶりにアクセンチュアがトップへ

4位 東大生も愛用 ぶどう糖90%の意外なお菓子とは?

5位 東大前期日程2996人が合格 合格者平均点・最低点、全科類過去10年間で最低

6位 QS世界大学ランキング 東大は世界23位タイ 国際性で低評価変わらず

7位 前期教養課程 成績の取り違えのミス発覚

8位 「採点者からの報告段階でミス」 取り違えの詳細回答

9位 教養学部長 東京新聞へ抗議文を送付

10位 ことばの源を探る ことばの獲得と新たな言語の誕生から

 

 8月4日に杉浦蒼大さん(理Ⅲ・2年)が新型コロナウイルスに感染し単位が不認定となったと主張する記者会見を開き、翌日には杉浦さん側の主張を一方的に掲載したとして教養学部が「東京新聞」に対する抗議文書を公開。教養学部による成績の確認申請後の下方修正、成績の取り違えなどが発覚し、杉浦さんは東大に対する訴訟に踏み切った。1・2・7・8・9位には関連記事がランクイン。最初の会見が一般メディアで大きく報道されたこともあり東大内外の関心を集めた。3位は22卒東大生就職状況の記事。各学部・研究科への問い合わせを基に学部生1233人、大学院生2906人のデータを集計し、ランキングを作成。通年アクセスランキング上位に入る東大新聞独自のコンテンツだ。10位には「言語の発生」というテーマで岡ノ谷一夫教授(取材当時総合文化研究科、現在帝京大学)、市之瀬敦教授(上智大学)に話を聞いた19年公開の記事がランクイン。公開から3年経つが依然として人気の記事となっている。

 

10〜12月 「スピン軌道液体」発見のニュースが今年最多のPV数

 

1位 「スピン軌道液体」を発見

2位 【22卒東大生就職状況】学部生首位は2年連続楽天 院生は4年ぶりにアクセンチュアがトップへ

3位 高橋まつりさんの死は人ごとか 東大OGの過労死を巡って

4位 東大前期日程2996人が合格 合格者平均点・最低点、全科類過去10年間で最低

5位 合格をつかみ取れ! 英語参考書ドラフト会議

6位 東大生も愛用 ぶどう糖90%の意外なお菓子とは?

7位 「情報」共通テスト導入 経緯と課題は

8位 「読書」と「議論」  知の基盤作った学生時代 五百旗頭薫教授インタビュー【前編】

9位 ことばの源を探る ことばの獲得と新たな言語の誕生から

10位 【論説空間】HSPについて正しく知ろう いま日本で何が起きているのか

(順位は12月29日現在)

 

 1位には「『スピン軌道液体』を発見」がランクイン。「スピン軌道液体」と呼ばれる新奇な量子もつれ状態の実現に成功したという学術ニュースで、12月10日公開の記事でありながら今年1位のPV数を獲得した。受験勉強もそろそろ大詰めの時期で5位には4人の東大新聞編集部員が「もし自分がもう一度東大を受験するなら」という設定の下、使いたい英語の参考書を懸けて「ドラフト会議」さながらに指名を行う「合格をつかみ取れ! 英語参考書ドラフト会議」がランクイン。それぞれが推す参考書を紹介した。7位は2025年度大学入学共通テストから新教科「情報」が実施されることについて中山泰一教授(電気通信大学)と公立高校教諭に話を聞いた記事と受験・勉強関連の記事が注目を集めた。8位には五百旗頭薫教授(東大大学院法学政治学研究科)へのインタビューがランクイン。東大での学生時代の経験や駒場祭での思い出を聞き、SNSでも大きな反響があった。

 

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