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2022年8月29日

【22卒東大生就職状況】学部生首位は2年連続楽天 院生は4年ぶりにアクセンチュアがトップへ

 

 東京大学新聞社は各学部・研究科への問い合わせを基に、2021年度卒業・修了者の就職状況を集計した。民間企業は、学部卒業者は楽天グループ、大学院修了者はアクセンチュアがそれぞれ首位に。省庁への就職は、学部卒業者では外務省が最多。大学院修了者は経済産業省と農林水産省が首位だった。

 

※回答者数は学部 1233人、大学院 2906人。弊紙8月号に全就職先一覧を掲載しています。

 

 

学部生:コンサル人気続く 博報堂、電通が上昇

 

 学部卒業者の就職先企業のトップは楽天グループ(21年4月より楽天から社名変更)。前年度から人数を6人増やし、25人で2年連続トップとなった。前年度2位の三菱商事は2人減少し14人に。順位を5位に下げたが高順位を維持した。

 

 コンサルティング企業は、人気は高いが変動が激しい傾向が続く。前年度4位だったデロイト トーマツ コンサルティングは、人数を3人に減らしランキング圏外に。同じく4位だったマッキンゼー・アンド・カンパニーは9人増加し2位に躍進した。20年度に会社統合で発足したEYストラテジー・アンド・コンサルティングは初のランクイン。PwCコンサルティング(4位)やアクセンチュア(14位)などもランクインした。

 

 広告業では、前年度20位圏外で19年度は15位だった博報堂が12人で8位に。電通も8人で16年度以来久々のランクインとなった。商社や銀行、証券などの人気企業の顔触れは3年ぶりにランクインした三井住友信託銀行(14位)と2年ぶりのSMBC日興証券(17位)のほかに前年度と大きな変化はなかった。

 

 省庁は前年度10人で3位だった外務省が7人増加し首位に。前年度15人でトップだった財務省と総務省はそれぞれ2位と3位になった。前年度5人で9位だった厚生労働省が4人増やし、9人となった。

 

院生:ファーウェイ初のランクイン 情報・通信業が上位に

 

 大学院修了者のトップはアクセンチュア。2位だった前年度から11人増加し、4年ぶりにトップとなった。前年度首位のソニーは、経営機構が変わり、21年4月よりソニーグループへ社名を変更。ソニーエレクトロニクスがソニーの商号を継いだ。関連企業が複数ランクインし、変わらぬ存在感を見せた。

 

 9位のファーウェイは直近5年で初のランクインとなり、中国系企業の勢いを感じさせる。他に順位を大きく伸ばしたのは26人で4位のヤフー(前年度14位)と22人で6位の楽天グループ(前年度15位)。NTT データ、ソフトバンクや野村総合研究所も上位を維持し、情報・通信業が上位に集中した。

 

 例年上位を維持していたトヨタ自動車が圏外。前年度急浮上したアマゾン ウェブ サービス ジャパンも数を減らした。富士フイルムが5年ぶりにランクインするなど順位の変化が激しい結果となった。

 

 省庁は経済産業省と農林水産省が11人で1位。経済産業省は前年度に引き続きトップだった。農林水産省は前年度4位から伸ばした。前年度2位の国土交通省が3人減り4位となり、前年度6位の特許庁が3人増え3位となる変動があった。

 

《データの集計方法》

21年度卒業・修了者は 22年3月卒業・修了者以外にも、21年9月卒業・修了者などを含む。データは各学部・研究科への問い合わせを基に作成しており、各学部・研究科に報告していない者や、就職を辞退した者などの人数が反映されていないため、実際の就職者数と異なる場合がある。企業名などは学生の報告に基づいているため、表記揺れが存在する場合がある。

 

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