COLUMN 2020年3月14日

【受験生応援2020】地方出身東大生の上京体験記 ②県民寮編 「寮生同士の助け合いで不安解消」

 新入生の皆さん、こんにちは!新生活の準備は進んでいますか?特に地方出身の人は住まい選びが大学生活を送る上でとても重要になります。そこで今回は、さまざまな居住スタイルの選択をした地方出身の東大生の体験をご紹介します。2人目は県民寮に暮らす学生です。記事を読んで、自分に合った居住スタイルを考える際の参考にしてみてください!


 大学1年~2年の夏ごろまで、県民寮に住んでいました。この県民寮に住む寮生は皆、地元県内の高校出身者です。東大だけでなく首都圏のさまざまな大学に通う学生が集まっています。

 

 この県民寮を希望した動機は大きく三つあります。一つ目は、中高時代ずっと寮暮らしだったこと。純粋に寮生活が楽しいという思いもありましたし、寮生活のノウハウが分かっており、かつ必要な生活用品が既に手元にそろっていて活用できるという事情もありました。二つ目は食生活の問題。一人暮らしを始めた場合に食生活が乱れる可能性を母親から指摘され、少なくとも朝・夕食が付いている寮であれば心配ないだろうということでした。三つ目はこの県民寮に集まる学生の多様性です。大学も専門もバラバラな人たちが集まる環境はきっと刺激的に違いない、と考えました。県民寮は本郷キャンパスの近くにあったので前期教養課程では駒場キャンパスまでやや遠めの電車通いが続くことになりましたが、いずれは本郷に通うことになるから問題ないだろうと判断しました。

 

 寮への申し込みは2次試験前に行い、2次試験2日目の試験終了後に寮を見学、その1週間後に寮の面接試験がありました。晴れて寮の採用通知を受けたのは、高校の卒業式の最中。ちなみに、近しい同級生が他に2人ほど受かっていました。中高の寮生活が終わりその荷物一式が実家に届いたので、その中から新たに荷物を選別して東京に送るだけで良く、引っ越しの手間はかからず荷物の過不足なども特にありませんでした。私自身が上京したのは東大の新入生諸手続き当日のことです。あいにく奨学金の手続きミスで長引いてしまい入寮が遅くなりましたが、寮長や先輩方が温かく迎えてくれました。

 

 入寮して感じたのは、中高時代との自治体制や雰囲気の違いです。中高時代ほど生活習慣や持ち込み可能品などに関するルールに強い縛りはありませんが、かわりに先輩への挨拶や自治会議欠席に際しての誓約書提出、当番不履行に対する叱責など礼儀や形式を重視するところがあり、しばしば緊張感を抱くこともありました。それでも物の貸し借りや朝の起こし合いなどができ、五月祭への出店や新年会といった寮内の行事で同学年を中心に絆を深めることができました。寮生同士の物理的、精神的な助け合いが可能という点で、不安になりがちな新生活を寮からスタートするのも一つの良い選択肢だと思います。是非、検討してみてはいかがでしょうか?

 

(理Ⅱ・2年・男子)

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