キャンパスライフ

2021年3月12日

三鷹寮vs目白台 謎多き東大の寮を徹底比較!!

 

 2019年9月に東大の新たな宿舎として目白台インターナショナルビレッジ(以下、目白台)が開寮されたが、そこでの生活についてはまだ知られていないことが多い。三鷹国際学生宿舎(以下、三鷹寮)と目白台のどちらに入寮するか迷っている新入生も多いのではないだろうか。それぞれの宿舎に住む学生に話を聞いた。

(取材:弓矢基貴)

 

 家賃

 

三鷹寮:月々8850円(光熱費除く、令和3年3月までは11,500円)
目白台:居住タイプによって分かれる(月々55,300円〜135,000円)。詳しくはこちらを参照。
 

 三鷹寮の良さとして真っ先に挙がったのが家賃の安さだ。「週1のバイトだけでも家賃と光熱費を自分で払えている」との声も。目白台の家賃は居室タイプにより異なるが、三鷹寮と比較すると全体的に高い。しかし東大は、目白台や東大が提携する民間等の居室に住む女子学生を対象に家賃支援を行っており、審査に通れば毎月30,000円が補助される。目白台を選んだ理由としてこの制度を挙げる学生もいた。

目白台の居室タイプ別料金表(ハウジングオフィスウェブサイトより)

 

部屋の大きさ

 

三鷹寮:13 m2
目白台:居室タイプにより異なる(10〜42m2)。
 

 三鷹寮・目白台共に「部屋が狭い」との不満が出た。目白台の場合は広い部屋に住むことも可能だが、その分家賃は高くなる。三鷹寮の部屋の不満としては「キッチンが狭い」「湯船がない」「エアコンの温度調節がL・M・Hの3段階しかない」などがあった。部屋の狭さをカバーする方法を尋ねると「三鷹寮はごみをいつでも出せるので、こまめに出すようにしている」「収納スペースをうまく使ったり、突っ張り棒で物を上につるしたりしている」など、部屋のスペースを最大化する工夫がなされているようだ。目白台の部屋(居室タイプA)の不満は「湯船がない」「クローゼットがない」「部屋にテレビを置けない」「キッチンが共用なので皿や食材を取りに部屋とキッチンを何度も往復しなければいけない」などだ。

 

目白台(タイプA)の部屋

 

寮内の共用施設

三鷹寮:テニスコート、バスケットゴール、ラウンジ、ピアノ、多目的ホール、洗濯室など
目白台:キッチンラウンジ、シアタールーム、音楽室など。施設内にレストラン、コンビニ併設
 

 三鷹寮の施設の中では「バスケットゴールを結構使っています」という声があった。テニスコートもあり、気軽に運動できる施設があるのが三鷹寮の魅力の一つだ。机や椅子、ピアノなどがある共用棟でUTokyo WiFi(キャンパス内で利用できる学内共通無線LANサービス)の取得・使用ができるのが便利だという意見も。一方、目白台では各階に設置されている共用スペースが人気だ。「みんなでクリスマスケーキやピザを食べたり、テスト期間に一緒に勉強したりできて、楽しいです」

 

三鷹寮でバスケットボールをする寮生。バスケットボール、テニスボール、テニスラケットなどの貸し出しも行われている。

 

寮の周辺施設、交通の便

 

 三鷹寮は「スーパーが割と近くにあって便利」との声があった一方、駅から遠いことが不便なようだ。基本的には自転車かバスを使って駅まで行くようだが、それでも15分程度かかる。駒場Ⅰキャンパスまでは寮から40~50分程度だ。対して目白台は最寄りの東京メトロ有楽町線護国寺駅から徒歩10分以下。駒場Iキャンパスまでは三鷹寮と同様40分程度だが、池袋などへのアクセスも良く、立地に関する不満は見受けられなかった。

 

寮生同士の交流

 

 三鷹寮にはにぎやかな雰囲気はあまり無く、特に新型コロナウイルスの影響も相まって寮生同士の交流は少ないようだ。しかしこのような状況下でも交流を図る取り組みは行われている。例えば学生時代に三鷹寮に在寮していた卒業生の組織である「三鷹クラブ」が定期的に開催しているオンライン交流会もその一つで、それをきっかけに友人ができたという人もいた。目白台はセキュリティー確保のためエレベーター利用時にも鍵が必要で、自分の部屋の階以外には行けない。したがって、同じ階に住む人以外とはほとんど交流がないそうだ。「同じ階に住む人とはキッチンや共用スペースなどで話す機会があり、仲が深まった」と目白台に住む人は語る。

 


*部屋の詳細な間取り図や入居申請方法などはこちらをチェック。
*目白台インターナショナルビレッジについて、2021年度入学予定者の入居申請は終了しています。

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