スポーツニュース

2024年4月21日

【アメフト】 国際親善試合 東大の太田選手が日本代表に選抜 日本代表も勝利

 1月21日、国立競技場(東京都新宿区)でアメリカンフットボールの国際親善試合「DREAM JAPAN BOWL 2024」が行われ、この試合に東大アメリカンフットボール部のTE太田明宏(文II・2年)がチームメンバーとして選出された。太田は試合への出場は叶わなかったものの、全日本選抜の社会人選手や学生選手に加え、アメリカ8大学からなるアイビーリーグ選抜チームのプレーから刺激を受けた。全日本選抜は1Qで10点のリードを奪い、アイビーリーグ選抜に対し10—5で歴史的な勝利を収めた。(構成・杉村知紀)

 

 曇り時々雨の中での1戦。全日本選抜は第1クォーター(Q)、RBサマジー・グラント選手(富士通フロンティアーズ)のタッチダウンなどで10点のリードを奪うと、気合の入った守備でリードを守り抜く。最後はランで着実に時間を使い、10―5で歴史的な勝利を収めた。

 

全日本選抜    |10|0|0|0|10

アイビーリーグ選抜|0|3|0|2|5

 

太田 日本代表
(写真は、日本代表チーム試合前練習の太田選手)

 

 チームメンバーに選ばれた太田がアメフトを始めたのは大学に入ってから。高校時代はサッカー部だったという。練習を重ね、アメフト歴2年弱で全日本選抜に入るという快挙を成し遂げた。なお、太田の所属する東大アメリカンフットボール部は、昨年12月の駒澤大学戦(チャレンジマッチ)での勝利で関東1部上位リーグトップ8に残留を決め、日本一を狙うことができる位置におり、チームとしての評価も高い。

 

 

 今試合は今年1月に行われたJapan U.S. Dream Japan Bowlの第2回大会にあたる。全日本選抜メンバーの60人は主に社会人選手から選抜され、学生選手はわずか6人。そのうち5人は関西大学リーグからの選抜で、関東大学リーグからの選出は、太田ただ一人となった。

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る