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2019年6月14日

教養学部創立70周年記念シンポジウム「学際知の俯瞰力―東京大学駒場スタイル」を7月7日(日)駒場Ⅰキャンパスで開催

 東大教養学部の創立70周年を祝し「学際知の俯瞰(ふかん)力―東京大学駒場スタイル」と題したシンポジウムが駒場Ⅰキャンパス講堂(900番教室)で開催される。開催日7月7日は新制東京大学の第1回入学式が挙行された1949年7月7日からちょうど70年の節目に当たる。

 

 シンポジウムでは、教養学部に縁が深く、現在第一線で活躍中の研究者や教養学部の教員が登壇し、教養学部が置かれる駒場における研究・教育の意義と魅力をさまざまな視点から解明する。

 

 当日は、駒場の研究・教育活動を俯瞰する70周年記念出版物として刊行予定の『東京大学駒場スタイル』(東京大学出版会)を披露する場も設けられる。

 

第1部「創立70周年によせて-駒場へのメッセージ」 13:30〜15:00

 

 駒場ゆかりの研究者らが、これまでの駒場での教育と研究の経験や、これからの駒場に期待することなどについて語る。まずは五神真総長と太田邦史教養学部長のあいさつ。続いて、教養学部出身で、2016年に「オートファジーの仕組みの解明」でノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典特別栄誉教授によるビデオメッセージが上映される。

 

 記念講演では2人が登壇。2003年から2005年まで総合文化研究科長・教養学部長を務め、東大理事・副学長も歴任した浅島誠名誉教授が「駒場に期待すること-教養知と環境」と題した講演を行う。同様に、2000年から2017年まで教養学部で国文学を教えていたロバート・キャンベル名誉教授が「共感できない人が隣にいる。ライン交換、どうしますか?」と題した講演を行う。

 

第2部「駒場スタイルの未来」 15:15〜17:00

 

 駒場の現役教員や駒場に縁が深い作家が登壇し「駒場スタイル」と呼ばれる、駒場におけるユニークな研究・教育活動について議論する。「駒場スタイル」とは何か、どう社会に発信できるのか、今後どう発展するのかを多角的な視点から眺める。コーディネーターは武田将明准教授(総合文化研究科)が務める。登壇者は以下の5人。

 

・東浩紀氏(批評家、作家、ゲンロン創業者)

・岡ノ谷一夫教授(総合文化研究科、専門は生物心理学)

・鹿毛利枝子准教授(総合文化研究科、専門は比較政治学など)

・金子邦彦教授(総合文化研究科、専門は非線形・複雑系の物理)

・西崎文子教授(総合文化研究科、専門はアメリカ政治外交史・アメリカ研究)

 

▽基本情報▽

 7月7日(日)13:30〜17:00、駒場Ⅰキャンパス講堂(900番教室)で。参加無料、申し込みは下記ウェブサイトから。定員600人(先着順)。特別な配慮を必要とする場合、申込は6月16日(日)まで。

 

一般向け申込フォーム https://forms.gle/ZjgMgTkLPZmFbdGW7

学内教職員・学生向け申込フォーム https://forms.gle/P8DjjDPP1Dn8aLTV8

 

▽問い合わせ▽

教養学部等事務部総務課

広報・情報企画係

koho-jyoho[at]adm.c.u-tokyo.ac.jp  [at]を@に変えてください。

 

関連リンク

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部(シンポジウム情報)

教養学部創立70周年記念シンポジウムプレスリリース

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