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2019年5月14日

ラクロスの魅力が詰まった一戦 ラクロス部男子が五月祭試合で一橋大学と激突

 日本プロ野球界に阪神・巨人戦があり、英サッカー界にマンU・リバプール戦があるように、大学男子ラクロス界にも熱いライバル対決が存在する。東京大学・一橋大学の国立強豪校同士の一戦だ。何度も顔を合わせ、激しく体をぶつけ合ってきた両者が、今年は5月18日(土)午前11時、本郷キャンパス御殿下グラウンドで相まみえる。試合にかける意気込みを、黒木颯主将(工・4年)とラクロス部男子応援団長の寄森奨矢選手(文Ⅱ・2年)に聞いた。

 

 2011年から定期戦を行っている東大と一橋大。これまでの戦績は東大が3勝5敗と負け越している。昨年は4─5と惜敗し「同じ国立大学として、今年は絶対に負けられない」と黒木主将は闘志を燃やす(先日、東大・一橋大の主将同士の対談が行われた。前半はこちら、後半はこちらから)。

 

昨年度は一橋大に敗れた。今年は雪辱を果たす(写真はラクロス部男子提供)

 

 ラクロスは「地上最速の格闘技」と呼ばれる通り、スピード感と激しいボディコンタクトが特徴的。今回の一戦は、ラクロスを初めて見る人でも、魅力を存分に楽しめる試合だ。

 

 理由は両校の戦術にある。東大の戦略の一つは「堅守速攻」。素早い攻守の切り替えから一気に攻め上がり、豪快にシュートを決める。対する一橋大は、フィジカルを生かした力強いプレーが持ち味。特にこぼれ球への寄せは厳しく「負けないようにしたい」と黒木主将は対抗心をのぞかせる。ひとたびボールがこぼれると、両チーム入り乱れ、防具の激しくぶつかる音が間近で聞こえる──ラクロス観戦の醍醐味が詰まった、熱い試合が展開されるだろう。

 

攻撃陣の中心を担う成田悠馬選手(農・4年=#11)。体格を生かした豪快なシュートが武器だ(写真はラクロス部男子提供)
守備陣では辻村大貴選手(法・3年=#9)に注目。走力でチームに貢献する(写真はラクロス部男子提供)

 

 選手たちの戦いに、フィールド外も燃える。「東大がホームの試合なので、応援で負けるわけにはいかない」と応援団長の寄森選手。得点シーンはもちろん、ライン際のボールを全力で追う、などの泥臭いプレーにも大歓声が上がる。ラクロスはルールが複雑だが、全てを把握する必要はない。それでも「もし気になるルールがあったら、青いシャツを着たラクロス部の選手に、気軽に聞いてください!」

 

応援席も熱く盛り上がる(写真はラクロス部男子提供)

 

 試合の概要は以下の通り。

日時

5月18日(土)午前11時試合開始(午前10時50分選手紹介開始)

場所

本郷キャンパス御殿下グラウンド

注意点

・グラウンドでは傘をさしての観戦は禁止です。当日、雨の予報がある場合にはレインコートをご持参ください。

・ヒールや革靴での入場はご遠慮ください。

・場内での飲食・傘の使用はお控えください。

・スカウティングはご遠慮ください。

http://bluebullets.tokyolax.com/2/roster/31/

http://bluebullets.tokyolax.com/2/roster/19-2/

https://serpentslax.com/blog/detail/id/14124

http://bluebullets.tokyolax.com/2/column/mayfes-crosstalk/

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_20_j.html

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