読書の秋、スポーツの秋などいろいろな秋がありますが、10月号では音楽の秋にちなんで、東大と音楽とのつながりに関するさまざまな特集を掲載しました。
こちらのページでは10月14日発行の「音楽特集号」の見どころを一挙紹介します。
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ヤマモトショウさんインタビュー
「わたしの一番かわいいところ」や「NEW KAWAII」などヒット曲を多く手掛けるヤマモトショウさん。東大では理学部から文学部に転学部するという異色の経歴を持つ。アイドル曲との出会いや、ヤマモトさんがプロデュースする新しいローカルアイドルの仕組みなどについて聞きました。常に新しいアイドルの形を探り続ける原動力に迫ります。
東大の歌 作詞作曲者にインタビュー
意外と知られていない東大の歌。今回はその中から4曲を取り上げました。まずは「東京大学の歌」として制定された「大空と」と「ただ一つ」の歴史を振り返ります。後半では応援歌「美しく夜は明けて」の作曲者である浜田宏一・イェール大学名誉教授と「闘魂は」の作詞者である阿部毅一郎さんに、作詞・作曲のきっかけや曲に対する思いを聞きました。
ぱてゼミ10周年
東大駒場場Ⅰキャンパスで開講され今年10周年を迎えた「ボーカロイド音楽論」開講から今までの歩みと今後の展望について、教壇に立つ鮎川ぱてさんに聞きました。
学芸交響曲 ~脳・言語・音楽から見る人間の創造性~
言語と音楽の関係性の研究もしている言語脳科学者の酒井邦嘉教授(東大大学院総合文化研究科)に、言語と音楽の関係性や人間とAIの芸術における営みの違い、学問と芸術の垣根を超えた研究とそこから見えてくる人間とAIとの関係性などについて聞いた。
東大書籍部売り上げランキング
2024年8月から25年7月までの1年間の東大生協駒場書籍部と本郷書籍部の書籍売上をジャンル別にランキング形式でご紹介。多くの東大生が読んでいる本や、駒場生・本郷生が読む本の傾向の違いなどについて、東大新聞記者が分析しました。
東大150周年記念連載 安田講堂竣工100年 東大紛争後の修復と現在
東大のシンボルとして本郷キャンパスにそびえたつ安田講堂。その内部や紛争後の2度の改修、壁画の歴史に迫ります。創建当時の面影を残しているところも多い一方で、以外にも時代に合わせて変化しているところも多いとか…?
10月号発行責任者より
暑さもようやく収まり、鈴虫の音が聞こえる季節になりました。東大と音楽には一見あまりつながりがなさそうに見えますが、東大にまつわる歌はいくつも存在し、東大と音楽には授業、研究、卒業生など多岐にわたる関わりがあります。東大と音楽のつながりを知っていたという人にも知らなかったという人にも新しい発見がある号になっていたら幸いです。
鈴虫の音が聞こえるようになってきたこの時期。秋の夜長のお供に「音楽特集号」はいかがでしょうか。(2年・山本桃歌)