部活・サークル

2026年2月12日

【スキー部寄稿】ミラノ・コルティナ五輪 見どころ紹介 ②アルペンスキー

 

 2月6日に開幕を迎えたミラノ・コルティナ冬季オリンピック。2大会連続金メダルを獲得したスピードスケ-トの高木美帆選手や、ロコ・ソラーレに代わって初出場となるカーリング女子フォルティウスなど、今大会も熱い戦いに目が離せない。東大運動会スキー部にスキー競技(アルペン、クロスカントリー、ジャンプ)の「見どころ」を寄稿してもらった。今回はクロスカントリー編である。(寄稿=東京大学スキー部・浅見亮太)

 

アルペンスキー

 

 アルペンスキーは、旗、もしくはポールで規制されたコースを滑り降りるスキー競技です。全選手が1人ずつ、同一のコースを滑走し、そのタイムを競います。選手の滑る姿はスピード感・躍動感にあふれ、その最高時速は150km/hを越すことも。日本ではややマイナーな競技ですが、ヨーロッパでは非常に高い人気があり、三大スポーツに数えられます。

 

 アルペンの種目はコース長やターンの大きさに基づき、高速系と技術系に大別されます。必要な技術が異なってくるので、多くの選手はこの2分類のうち自身が得意とする種目に出場します。今五輪では5種類の個人種目が実施されます。

 

大回転の様子(写真はスキー部提供)

 

 高速系には「滑降(ダウンヒル/DH)」、「スーパー大回転(スーパーG/SG)」の2種目が分類されます。これらの種目は比較的ポールの間隔が広いのが特徴であり、選手は空気抵抗を減らすために最低限の防具のみを身につけて高速でコースを駆け下り、そのタイムを競います。特に滑降種目では、W杯で161.9km/hが記録されたこともあり、選手は恐怖と戦いながら、迫力ある滑りを披露します。

 

 技術系には「大回転(ジャイアントスラローム/GS)」、「回転(スラローム/SL)」の2種目が分類されます。これらの種目はポールの間隔が狭い分高い技術が求められ、日本人選手はこちらを得意としています。特に回転では、選手はポールを倒しながら斜面を滑走するため、非常にアグレッシブな滑りを見ることができます。これらの種目では選手は2回出走し、合計タイムで順位を競います。

 

 そして、複数の異なる技術を使い分ける種目として、アルペン複合(アルペンコンバインド)が存在します。この競技では1本目に滑降種目を、2本目に回転種目を行い、これらの合計タイムで競います。

 

 優勝候補としては、男子は現役最強と呼ばれるスイスのマルコ・オーデルマット(大回転・スーパー大回転が主戦場)、女子はW杯最多勝記録を持つアメリカのミカエラ・シフリン(技術系が主戦場)に注目です。

 

 日本からは相原史郎選手・安藤麻選手が出場予定です。五輪初出場の相原選手は今季、初めてW杯でポイント獲得(30位以内)を果たし、男子絶対的エースの小山陽平選手が怪我で欠場となる中で非常に勢いに乗っています。安藤選手は五輪出場3回目となる女子の絶対的エースで、過去にはW杯で10位に入ったこともあり、入賞も期待できる選手です。

 

第65回国立十大学スキー選手権にて応援部の部員と(写真はスキー部提供)

 

関連記事

 スキー部にはクロスカントリーとスキージャンプについてもミラノ・コルティナ五輪の見どころ紹介を寄稿してもらいました。ぜひ併せてご覧ください。

③クロスカントリー

https://www.todaishimbun.org/olympics-crosscountry_20260212/

④スキージャンプ

https://www.todaishimbun.org/olympics-skijump_20260212/

 

 スケート部アイスホッケー部門、スケート部フィギュア部門にも、ミラノ・コルティナ五輪の見どころ紹介を寄稿してもらいました。

①アイスホッケー

https://www.todaishimbun.org/olympics-icehockey_20260212/

⑤フィギュアスケート

https://www.todaishimbun.org/olympics-figureskate_20260212/

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit




TOPに戻る