5月7日午後6時55分頃、東京メトロ南北線の東大前駅に停車中の電車内で男が乗客を切りつける事件が発生したと複数のメディアが報じている。20代の男性が頭部を負傷したほか、容疑者を取り押さえようとした別の男性も指を負傷したという。この事件を受け、東大相談支援開発センターは8日、心身の不調を感じる東大の学生・職員向けに、ウェブサイトで相談窓口を紹介した。(相談窓口はこの記事末尾に掲載)
一部メディア「被害者は東大生」
一部メディアは、被害者は東大の学生と報じている。東大は東京大学新聞社の取材に対し、東大構成員の被害の有無について、回答できる立場にないと答えた。事件を受けた警備体制の変更については、普段から学内及び周辺の状況を踏まえ、警備体制の強化を行うなど柔軟に対応していると回答。本郷キャンパスを所管する本富士警察署とも事件の対応や防犯面で普段から連携・協力しているという。
相談支援研究開発センター「苦痛を感じたら事件情報から一旦離れて」 窓口はUTASでも周知
東大相談支援研究開発センターは「5月7日に東大前駅で発生した事件に関して心身の不調を感じておられる方へ」と題したウェブページを5月8日公開。今回の事件で動揺や不安を覚える方向けにURLとともに複数の相談窓口を紹介した。9日には学務システムUTAS経由でも学生に案内した。
相談窓口紹介
各相談窓口の紹介:https://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/
相談支援研究開発センター総合窓口(どこに相談していいか分からない人向け):https://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/nsc/
留学生むけ相談窓口/counseling room for international students:https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/inbound/en/support-issr.html