SPORTS 2019年11月11日

アメフト リーグ戦第6戦は中央大に敗北 好機生かせず1TDに終わる

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグ上位TOP8)は11月10日、リーグ戦第6戦を中央大学と戦い、10─27で敗れた。東大の守備陣は相手のラン・パスを止められず、たびたびロングゲインを奪われる。攻撃陣はパスを多用して反撃を試みるも成功率が上がらず、逸機もあり1タッチダウン(TD)に抑えられた。最終戦となる第7戦は11月24日午前10時45分から、日本体育大学と横浜スタジアムで戦う。なお、第5戦の慶應義塾大学戦は不戦勝。

 

相手の守備を前に敵陣への侵入に苦戦する(撮影・安保茂)

 

中央大|10773|27

東 大|0307|10

 

 東大は最初の守備で立て続けに攻撃権更新を許し、自陣6ヤードまで攻め込まれる。しかしここで相手がTDを狙ったパスを2度失敗。フィールドゴール(FG)の3失点でしのぐ。次の守備でもエンドゾーンまで残り1ヤードのピンチ。4th downで相手はFGではなくTDを狙うも、中川廉選手(工・4年)のタックルで前に進ませない。これで危機を脱したかに思えたが、自陣1ヤードから始めた攻撃でファンブルすると、ボールをエンドゾーン内で押さえられ、痛恨のTDを食らう。

 

試合開始直後、キックオフリターンで相手に攻め込まれる(撮影・安保茂)

 

 追いかける東大はパスを多用した攻撃を展開するが「バタバタしていた」(森清之ヘッドコーチ)と、キャッチミスが多発。第2クオーター(Q)中盤まで敵陣への侵入もままならない状況が続く。それでも第2Q終盤、助川左門選手(法・3年)のインターセプトで敵陣35ヤードという好位置で攻撃を開始。じわじわと進むが、エンドゾーンまで6ヤードのところで反則を犯して罰退し、FGの3点にとどまる。

 

 後半開始直後、相手のキックオフのボールが伸びず、自陣34ヤードから攻撃を開始すると、相手の反則で一気に15ヤード進んで敵陣に侵入。一時は攻撃権更新まで6ヤードの4th downまで追い込まれるも、伊理直人選手(育・3年)が13ヤードのパスをナイスキャッチして攻撃をつなげ、敵陣7ヤードまで迫る。しかし、ここでTDを狙ったパスをインターセプトされ、攻撃権を喪失。逆にその後の守備で失点し、差を広げられる。

 

第3Q、伊理選手がパスをキャッチし攻撃をつなぐ(撮影・安保茂)

 

 何とかTDが欲しい東大は第4Q終盤、相手の攻撃を2回連続でパントに追い込む。するとその後の攻撃で、相手の反則やクオーターバック(QB)伊藤宏一郎選手(文・4年)のランなどで敵陣5ヤードまで前進。ここで4th downでTDを狙ったパスが失敗し、またも逸機かと思われたが、相手の反則でもう一度攻撃の機会が与えられる。今度は大路航輝選手(経・4年)のランで確実に突破し、最初のTDを奪う。一矢報いたが、この時点で残り2分、17点差。TOP8での勝利という目標達成は、最終戦に持ち越された。

 

第4Q終盤、東大は伊藤選手のランなどで前進(撮影・安保茂)

 

(児玉祐基)

 

 

◇森ヘッドコーチの話

 前半バタバタした部分があったのと、力負け。全体として悪くはなかったが、少ないチャンスをものにできないと、なかなか勝つことはできない。パスが多かったのは、追い付かないといけない展開だったから。中央大のラインが関東リーグトップクラスの強さだったということもある。

 

 練習でできていることが試合でできないっていうのは、できない方が実力だと思う。そういう意味ではこれが実力かもしれないが、ポテンシャルとしてはもう少しできたかな、と。勝負どころのパスを決められなかったが、決めるチャンスがあったと思うし、ディフェンスも止めるチャンスはあったと思う。

 

 

◇関剛夢主将(工・4年)の話

 いろんな面で上回られていた中、チャンスはいくつかあったが、そのチャンスをつかめなかった。上回られている相手に対して、実力を出し切られなかったというのもあると思う。

 

 最終戦はもう負けられない試合なので、ここで踏ん張って、応援してくださる方に勝ちを届けたいし、何よりも勝ちたい。

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