COLUMN 2014年6月12日

【紙面より】東大生のイギリス大学院留学について

修士前の「準備コース」も

イギリスの大学院の特徴について、ブリティッシュ・カウンシルのトム・メイーズさんは「多くの『講義主体の修士号』を1年で取得できることを魅力と捉える人が多いです」と語る。その分、講義の単位取得や学位論文提出を短い期間で集中的にこなす必要があるが、金銭的・時間的な節約になる。国際性においては、「学生の半数以上が外国籍」と比率はアメリカ以上。教授も約25%が外国籍だ。議論中心の講義形式では、この多様性により刺激が生まれ、将来の人脈にもつながる。

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ブリティッシュ・カウンシルでは、イギリス学生の留学促進支援も行っているが、「実は、他のEU諸国と比較し、留学するイギリス学生が少ないことが指摘されていました」と意外な実態が。英語が使えるだけでは不十分で、「異文化を理解し、国際的な人脈を生かせる人こそ『グローバル人材』です」と実際に海外に出ることを勧める。

イギリスの大学院で研究主体の学位を取得する場合は、段階的なプログラムが特徴的だ。まずは「研究修士号」の2年間前後のプログラムに進むことが一般的。通常は決められた授業はなく、独自の研究で学位論文を執筆する。十分な知識・業績が認められた時点で博士課程に移行し、2、3年延長して修業することが多い。研究修士号は博士課程の「準備コース」という位置付けではなく、資格として認められているものだ。

一方、修士課程を受験したいが基準に少し満たない場合や、学部での専攻科目と少し異なる分野に進む場合、修士課程に進む準備として「PostgraduateDiploma(またはPostgraduateCertificate)コース」が課される場合もある。これも、単独でも一資格として認められ、水準を満たした時点で修士課程に切り替えられる。

留学準備の初段階では、…

続きは、2014年6月10日大学院特集号でご覧ください。

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