
大阪・関西万博が開催され、国内外から数千万人の来場者を集めた2025年。1945年のアジア・太平洋戦争の終戦から80年がたち、石破茂首相(当時)が談話を発表したことも注目を集めた。
東大をめぐっては、新学部の設置に向けた取り組みが大きな話題を呼んだ。読者の皆さんにとってはどのような1年だっただろうか。「東大新聞オンライン」で多く読まれた記事を時期別に振り返る。(構成・宇城謙人)
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1〜3月 入試関連記事の高いニーズが見られる
1位 東大25年度一般選抜、2997人合格 最低点は文Ⅰと文Ⅲで約14点差
2位 【森永製菓との共同アンケート調査】東大生100人に聞いた 森永ラムネの魅力とは
3位 【受験生応援連載2025】現役東大生に聞く! 共通テスト直前の過ごし方 合格者はどのように過ごしたか?
4位 2025年度学校推薦型選抜、合格者87人のうち女性、関東以外出身が過去最多
6位 2025年度2次試験 7418人が試験に臨む 文科国語では初めて小説出題
7位 【24卒東大生就職状況】学部生でEYストラテジー・アンド・コンサルティングが前年度11位→首位 院生トップは3年連続アクセンチュア
8位 2025年度第1段階選抜、全科類で実施 志願者数は2004年以降最低
9位 【随時更新】思ったよりもやることが多い?!合格後のスケジュール2025
10位 2024年度卒業式・学位記授与式 藤井総長「失敗と試行錯誤の経験は人生の財産」
大学入学共通テストや2次試験が実施されたこの時期。受験関連の記事が多く読まれた。1位、5位、6位、8位には東大の一般選抜についての記事がランクイン。第1次段階選抜の倍率が変更となったこともあり、大きな注目を集めた。また、近年大きな差が見られなかった文科の合格者最低点について、文Iと文IIIに約14点の差が開いたことは特に話題を呼んだ。3位、9位には受験生や合格者向けの情報に関する記事がランクイン。東大への合格前、合格後の情報についての高い需要がみられた。一方で、2位には森永製菓と東京大学新聞社が森永製菓のラムネに関する共同アンケートを行った広告記事が、7位には24年卒の東大生の就職状況に関する記事がランクイン。年間を通してよく読まれた記事が、この時期にも根強く読まれた。
4〜6月日本学術会議の法人化に関する記事が多く読まれる
1位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ②法学政治学・人文社会系・経済学・教育学研究科
2位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ③工学系・理学系・数理科学研究科
3位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ④医学系・農学生命科学研究科、大気海洋研究所
4位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ①総合文化研究科
5位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ⑤新領域創成科学・情報理工学系研究科、情報学環
6位 【森永製菓との共同アンケート調査】東大生100人に聞いた 森永ラムネの魅力とは
7位 東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか ⑥その他の部局・名誉教授など
8位 東大25年度一般選抜、2997人合格 最低点は文Ⅰと文Ⅲで約14点差
9位 【2025年度東大入学式挙行】総長式辞 東大生があまり感じたことがない障壁を例にリテラシーを語る 学部来賓はヒューマン・ライツ・ウォッチの土井香苗さん
10位 伊勢神宮の巫女 斎王1500年の歴史を紡ぐ 三重県明和町斎王まつり斎王役 三田空来さんインタビュー
大学入学共通テストや2次試験が実施されたこの時期。受験関連の記事が多く読まれた。1位、5位、6位、8位には東大の一般選抜についての記事がランクイン。第1次段階選抜の倍率が変更となったこともあり、大きな注目を集めた。また、近年大きな差が見られなかった文科の合格者最低点について、文Iと文IIIに約14点の差が開いたことは特に話題を呼んだ。3位、9位には受験生や合格者向けの情報に関する記事がランクイン。東大への合格前、合格後の情報についての高い需要がみられた。一方で、2位には森永製菓と東京大学新聞社が森永製菓のラムネに関する共同アンケートを行った広告記事が、7位には24年卒の東大生の就職状況に関する記事がランクイン。年間を通してよく読まれた記事が、この時期にも根強く読まれた。
学術会議法人化に関する関連記事はこちら
1位 【森永製菓との共同アンケート調査】 東大生100人に聞いた 森永ラムネの魅力とは
2位 【東大新聞4世代座談会】東大新聞出身の記者と報道で変わるものと変わらないものを探る
3位 27年度から一般選抜の定員100人減へ 新学部College of Design入試の概要発表
4位 【進学選択第1段階】文Ⅰ→法、文Ⅲ→文 直近5年で最多 理Ⅰ→工直近7年で最低
6位 より多くの人に届く音楽を目指して もがき、まなび、つくる日々 シンガーソングライター キタニタツヤさんインタビュー
8位 【25卒東大生就職状況】学部生で三菱商事が首位 院生トップは4年連続アクセンチュア
9位 芥川賞作家・小野正嗣氏インタビュー「浦」と「文学」に歓待されて
10位 各学部4年生に聞く 後期学生生活紹介(農学部・薬学部・医学部編)
進学選択を迎えるこの時期。4位には進学選択第1段階について2年生の志望動向に関する速報記事が、10位には後期学生生活紹介の内、農学部・薬学部・医学部編がランクイン。後期課程の4年生に取材し各学部の概要や魅力を赤裸々に語ってもらう恒例企画で、進学選択に関連し、後期課程への関心の高さがうかがえる。東大の「学び」関連では、2位と5位の記事にも要注目。2位にランクインしたのは、新学部CollegeofDesignの入試概要に関する速報記事。実際の入試概要が初めて示された事実とともに、既存の科類の一般選抜の定員が減少することが注目された。6位、位にはインタビュー記事がランクイン。小社発行の『東大を選ぶ2025もがけ東大』にて掲載された音楽家・キタニタツヤ氏へのインタビューや、「九年前の祈り」で第152回芥川賞を受賞した小野正嗣氏へのインタビュー記事が読まれた。
10〜11月 最新ニュースにならび、過去の記事にも注目が集まる
1位 [PLAY BACK]ニュース:「優3割」全学部で導入へ
2位 【森永製菓との共同アンケート調査】東大生100人に聞いた 森永ラムネの魅力とは
3位 【25卒東大生就職状況】学部生で三菱商事が首位 院生トップは4年連続アクセンチュア
4位 【東大新聞4世代座談会】東大新聞出身の記者と報道で変わるものと変わらないものを探る
5位 沈んでからが人生 沈んで、後退して、自分を知って 山口真由特任教授インタビュー
7位 高橋まつりさんの死は人ごとか 東大OGの過労死を巡って
8位 接待強要疑いの医学系社会連携講座「社会の信頼に関わる重大な事案」藤井総長が声明
9位 「好き」から「学び」へ──東大生が読む、マンガという教養
10位 東大 2つの工学系新学部を計画 10月31日まで緊急パブコメ実施へ
10~11月は比較的古い記事が読まれた2カ月間だった。
1位には2013年9月17日に紙面掲載された「優3割」規定が全学部で導入されるニュースがランクイン。Xで大きな話題となり、アクセス数を集めた。そのほか、4位にランクインした記事は2025年1月24日、7位の記事は2017年5月16日に公開された記事だった。一方で、東大をめぐる変革に関する速報記事も多く読まれた。6位にランクインした記事は国際卓越研究大学(卓越大)の第2回公募に応募した東大を、文科省が視察対象にしたことに関する記事。また、同時期に工学系の新学部の計画が明らかになったことについての記事が10位に。一方で、8位は医学系研究科の社会連携講座の不祥事に関連して藤井輝夫総長が声明を発出したことに関する記事だった。
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