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2015年9月21日

東大硬式野球 法大との初戦制すも13年ぶりの勝ち点はならず

硬式野球部(東京六大学野球)は9月19~21日、秋季リーグ第2節を法政大学と戦い、1回戦で今季初勝利を挙げた。2回戦、3回戦は敗北し、1勝2敗で2002年秋季リーグ以来の勝ち点はならなかった。

 

 1回戦で投げては6回2失点、打っては2安打2打点と活躍した宮台投手(撮影 横井一隆)

1回戦で投げては6回2失点、打っては2安打2打点と活躍した宮台投手(撮影 横井一隆)

 

●1回戦(9月19日)

法大|110000000|2

東大|00320000X|5

 

先発の宮台康平投手(文Ⅰ・2年)は初回、二回と本塁打を浴びて2点を失う。しかし打線は三回、連打で1点を返すと、1死一三塁から内野ゴロの間に得点し追い付く。さらに山田大成選手(文Ⅲ・2年)が適時二塁打を放ち、1点を勝ち越す。四回にも死球と安打などで2死二三塁とし、宮台投手が自らセンター前に安打を放って2点を追加した。宮台投手は三回以降、走者を出しながらも要所を締めて6回2失点。七回からは柴田叡宙投手(理Ⅰ・2年)が登板し、3回を無失点に抑えた。

 

  • 2回戦(9月20日)

東大|120100000|4

法大|01005000X|6

 

東大は初回、失策と犠打で1死三塁とすると、山田選手の一二塁間を破る安打で先制。二回に飯田裕太選手(農・4年)が2点適時打、四回には山本克志選手(工・3年)が適時三塁打を放ち3点を追加する。

先発の山本俊投手(工・3年)はボールが先行する苦しい投球ながら、四回まで1失点に抑える。しかし五回、先頭に四球を与えるとここから連打を浴びる。2点を失いなおも2死一三塁で甘く入った初球を痛打され、痛恨の逆転3ラン。打線は継投でかわす法大を打ち崩せず、五回以降は無安打に抑えられた。

 

  • 3回戦(9月21日)

法大|311102101|10

東大|000001000|1

 

東大の先発、白砂謙介投手(育・4年)は立ち上がり、連打と四球で無死満塁とされると犠飛であっさり先制を許す。この回3点を失うと、勢いを止められず二、三回にも本塁打で1点ずつ追加される。打線は1回戦で打ち崩した投手に完璧に抑えられ、五回まで無安打。六回に飯田選手の適時打で1点を追加するも、その後は好機を生かせない。投手陣は5投手が計14被安打10失点と打ち込まれ、投打に完敗した。

(文・竹内暉英)

 

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