スポーツニュース

2020年8月15日

硬式野球立大戦 2桁失点で大敗 先発は一死も奪えず

 硬式野球部(東京六大学野球)は8月14日、春季リーグ第4戦を立教大学と戦い、12-3で敗れた。東大は初回だけで6失点。その後も小刻みに得点を奪われて大量失点を喫した。これで東大は今季ここまで0勝3敗(第3戦は雨天ノーゲーム)となった。

 

 

立大|600103020|12

東大|002000010|3

勝:宮海(立大) 負:井澤(東大)

 

 

 東大は10日の慶大戦で5回3失点と粘投した井澤駿介投手(理Ⅱ・2年)が今季2度目の先発マウンドへ。前回登板と同様、先発としての仕事を果たすことを期待されるも、4本の適時打で5点を失う。一死も奪えぬまま、4本目の適時打を打たれたところで井手峻監督は投手を交代。後を受けた野村優太投手(工・4年)は無死満塁から1失点で切り抜けるものの、結局東大は初回に6失点を喫した。

 

井澤投手は6失点と先発の仕事を果たせなかった(撮影・中野快紀)

 

 なんとかしたい東大は三回、二死走者なしから主将の笠原健吾選手(文・4年)が二塁打で出塁。続く打者が四球で二死一、二塁とすると石元悠一選手(育・4年)が適時三塁打を放ち、2点を返した。八回にも岡俊希選手(法・4年)の犠飛で1点入れるが、いずれの攻撃も後が続かない。三回の適時打後は、なおも二死三塁の好機だったが、もう一本が出ずにそのまま攻守交代となった。

 

 

八回裏、石元選手が右中間への当たりで一気に三塁へ(撮影・中野快紀)

 

 

 一方の投手陣は、初回の失点後も立教打線を止められない。野村投手の後に投げた3投手はそれぞれマウンドに上がった回に失点し、終わってみれば2本塁打を含む15被安打12失点のワンサイドゲーム。開幕から3連敗となった。東大は次戦、8月17日の第2試合で、ここまで4戦全敗の明治大学と対戦する。

 

 

(中野快紀)

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