最新ニュース

2022年9月29日

【六大学野球】明治戦② 初戦の引き分け生かせず2敗

 東大硬式野球部(東京六大学野球)は9月11、12日、明治大学とリーグ戦を戦い、2回戦は7-11で、3回戦は13-6で敗れた。2回戦は、東大に2本の本塁打が飛び出すなど打撃陣の奮闘もあったが2桁失点を喫した。3回戦は中盤まで競った試合を披露したものの、後半に力尽きた。(取材・安部道裕、清水央太郎)

 

2回戦 追い上げるも序盤の失点響き敗北

 

東大|100122001|7

明大|32030003x|11

 

 初回表、前日の試合で適時打を放った中井徹哉(農・4年)にリーグ戦初本塁打となる先頭打者弾が飛び出し、1点を先制。しかしその裏、先発の松岡由機(経・3年)がいきなり明大打線につかまる。先頭の村松に出塁を許すと、3番宗山に左適時打を打たれ、あっさり1失点。さらに4番上田にも本塁打を浴び、この回3失点を喫した。その後も明大打線の勢いを止めることはできず、二回には2点、四回にも3点を失う苦しい展開に。

 

リーグ戦初本塁打となる先頭打者弾を放ちベンチに迎えられる中井(中央②、撮影・安部道裕)

 

 それでも五回、相手の失策と四球で好機を広げると、2番阿久津怜生(経・4年)が適時打を放つ。なおも走者を三塁に置き、梅林浩大(育・3年)の内野ゴロの間に帰還。この回2点を返した。六回にも犠牲フライなどで2点を奪い、じわじわと明大に詰め寄っていく。

 

 これ以上点差を離されずに逆転の機会をうかがいたい東大だったが、八回裏に二死満塁のピンチでダメ押しとなる走者一掃の適時二塁打を浴びて差を5点に広げられてしまう。九回表に阿久津のソロHRが飛び出すが、1得点。そのまま試合終了となった。

 

阿久津は本塁打などでこの日2打点を挙げた(撮影・安部道裕)

 

3回戦 終盤、悪夢の10失点 勝ち点奪えず

 

明大|300003412|13

東大|210001020| 6

 

 この日の先発は、開幕戦で引き分けを呼び込む好投を見せたエース井澤駿介(農・4年)。しかし一回表、四球と失策で1死二、三塁のピンチを背負い、明大の4番上田を迎える。ここで右翼スタンドに突き刺さる2試合連続の本塁打を浴び、先制を許してしまった。

 

先発の井澤は力強い投球を見せたが6失点だった(撮影・川北祐梨子)

 

 それでも、点を取られっぱなしでは終わらないのが今年の東大打線。リードオフマンの宮﨑湧(育・4年)を欠くなか、初回裏にヒット3本を集めすぐさま2点を返すと、二回には2本の長打で同点に追い付いてみせる。明大のエース蒔田を攻略した打線の援護を受け、井澤も復調。毎回のように得点圏に走者を置きながらも、五回までは初回に許した3失点のみで試合をつくった。

 

 ところが六回表、簡単に2死を奪った井澤を悪夢が襲う。2死から東大守備陣の穴を突くような際どい打球が続き3失点。どれも打ち取った打球だっただけに、この3点は東大に重くのしかかった。その裏、この日好守備を連発した林遼平(経・4年)の適時内野安打で1点を返したが、続くチャンスを生かしきれないでいると、流れは徐々に明大へ。一度傾いた流れを井澤の後を継いだ東大投手陣は食い止められず。その結果は、残酷にも終盤3イニングでの7失点という形で表れた。

 

華麗な守備を披露した二塁手の林遼平(撮影・川北祐梨子)

 

 春王者の明治大学相手に勝ち点を逃してしまった東大だが、打線・投手陣共に光る場面をいくつも見せている。特に、昨季までの課題だった投手陣の与四死球数と打撃陣の残塁数が今季はここまで減少傾向にあり、2の勝ち点獲得が期待できる。投打を噛み合わせていくことが、今後の鍵になりそうだ。

 

井手監督のコメント

 東京六大学野球秋のリーグ戦が始まりました。東大は開幕戦で春の覇者明治と戦い初戦を引き分け、その後は打ち負けて連敗です。今の明治はとても強いチームなので勝てませんでしたが、3試合で16点を取って試合前半を互角に戦えたことが、選手たちの自信になります。久しぶりの夏合宿を北海道で行い、天候に恵まれてしっかり打ち込めた成果が出てきたと思います。投手を中心の守りを固めて次戦以降で勝利を目指します。

 

松岡主将のコメント

 投打ともに夏の成果が出てきたと思います。しかし勝てていません。これをなんとか勝ちにつなげて最下位脱出を果たしたいと思います。

 

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る