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2015年1月20日

東大生が「2020年東京オリンピックを市民参加でブランドデザイン」すると?

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15日夜、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、全学自由研究ゼミナール「ブランドデザインスタジオ」の発表会が行われた。2011年から毎年開催されているこの授業の今学期テーマは「『東京オリンピック』を市民参加でブランドデザインする」というもの。

10月から3か月、チームで考え続けてきたオリンピックに関するアイディア発表プレゼンがコンテスト形式で行われた。審査員はJOC会長の竹田恆和氏、日本オリンピアンズ協会常務理事の森田淳悟氏、同じく日本オリンピアンズ協会理事で元シンクロナイズドスイミング銅メダリスト小谷実可子氏など、2020年東京オリンピックの中核を担う面々が集まった。

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6チームのプレゼンが行われたが、各チーム様々な角度から東京オリンピックを考えていた。「スポーツの祭典」であるオリンピックであることから、スポーツの力及び現代社会の問題として「人と人とのつながり」に着目するチームが多かった。

人とのつながりから「大阪のおばちゃん」をヒントにアイディアを考えるチームや、競技場をバーにしてコミュニケーションを円滑にするアイディア、あえて「ひとり」で楽しむオリンピックを提唱するチームなど、人間関係の切り取り方に特徴が出ていたように思う。その他、障がい者スポーツに着目したチームや、マイナースポーツと被災地復興を掛け合わせたアイディアを提唱したチームも見られた。

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今回の優勝は「応援」に着目し、ナショナリズムとは違った切り口での応援を提唱したチーム。全世界の選手・観客を無作為に生年月日などでチーム分けし、色分けをすることで自国民以外の選手もチームとして応援しよう、というアイディアだ。

「平和の祭典」というオリンピックの在り方に立ち戻る姿勢が見られる新たなオリンピックの切り口に審査員も納得した様子だった。

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「答えのない問いを考える」という、受験勉強とは相反する頭の使い方を求められる難しさに苦しんだ学生も多いようだったが、審査員の小谷氏は「皆さんの達成感にあふれた顔を見られて良かった。どのチームも非常に良いプレゼンであっという間の2時間でした」と受講生に伝えた。

(文責 兼子春菜)

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