普段はジェットエンジンを研究する傍ら、授業外ではロボコンや模擬人工衛星の開発にも精力的に取り組む。本年度からは東大おかやま愛好会の代表にも就任した。出会いは1年生の時の駒場祭。偶然目にした東大おかやま愛好会のオンライン企画に心惹かれた。「自分にとって温かく安心できる居場所です」と笑顔がこぼれる。
愛好会の主な活動の場は学園祭。五月祭と駒場祭で飲食物を提供してきた。今年の五月祭ではステージパフォーマンスとして岡山の踊り「うらじゃ」を披露。学生の多くは未経験だったが、練習を重ね本番に臨んだ。当日は岡山県知事も駆け付け、大盛り上がりのステージとなった。今後も著名人などを招き、ステージを作りたいと語る。
普段は別の活動で忙しい学生も愛好会には多いというが、久しぶりに会うと会話はしばしば方言混じりになることも。今後はより交流の機会を設け、多くの学生に愛好会の存在を伝えたい、と力を込める。【美】