川人ゼミの講義で聴いた過労死遺族の講演が、社会問題に触れた初めての機会だった。さまざまな社会問題に関し、「現場主義」の下で当事者の目線からでしか分からない空気感や思いなどを大事にしてきた。ゼミの代表に就いてからは、行政の立場も理解する必要性を意識し、価値観のバランスを取る重要性を実感した。多様性に富んだゼミのメンバーたちも、さまざまな視点を思い出させてくれる欠かせない存在だという。
川人ゼミが学びの「インプット」の場なら、東大女子が贈るフリーペーパー『biscUiT』の制作は「アウトプット」の場だ。川人ゼミでの訪問先でもあった矢口祐人副学長に、地方女子とジェンダーのリアルについてインタビューし、biscUiT で役員の生の声を記事にした。女子学生の視点で、取材先の発言の意図を尊重して書くよう心掛けている。「これまでの挑戦で後悔したことはないです。飛び込んでみて、初めて見えるものがある。そんな思いで、ぜひ一緒に頑張ろう」と話した。 【流】











