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2025年9月30日

学生会館で発煙騒動 原因特定に至らず

 9月13日、駒場Ⅰキャンパスにある学生会館で煙と異臭が発生した。学生会館運営委員会によると、発生源は特定できなかったという。

 

 委員会によると、同日午後3時、2階にいた利用者が「煙が見える。魚を焼くような臭いもする」と1階窓口に報告。2階の廊下が薄く煙っていた。約20分後にも同様の報告を受け、2・3階で煙を確認した。いずれの時も発生源を特定できなかったという。現場にいた記者によると、煙に気付いたとみられる利用者が1階に集まる様子もあった。

 

 運営委員は全館放送で、当面の緊急性は低いが、炎や濃い煙を見た場合は運営委員に伝えるよう利用者に呼びかけた。その後、煙と臭いは収まり、閉館後の見回りで異状は確認されなかった。

 

 東京大学新聞社の取材に対し委員会は、現場への急行や全館放送の実施については評価できると回答。一方、火災を招きうる事態で原因特定に至らなかったことは課題だとした。

 

 利用団体へは、広報媒体「学館ニュース」で本件を周知する予定。火災への注意喚起を図る。学生会館・キャンパスプラザ内での火気厳禁についても再度周知する。

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