東大RoboTechが、2025年8月24日にモンゴルで開催されたアジア・太平洋ロボットコンテスト2025で優勝した。同大会で東大RoboTechが優勝するのは20年以来5年ぶり3回目。
香港チームとの決勝は160秒間。立て続けに6点を先取されると、開始105秒でスリーポイントシュートを決められ、3-9と劣勢に。しかし残り17秒でダンクシュートを決めて逆転。12-9で勝利した。
アジア・オセアニア地域から、14の国と地域の代表チームが参加。各チーム2台のロボットで、バスケットボールのように攻撃や防御を行い、得点を競った。
開催国モンゴルではバスケットボールが人気で、プロの試合から草原での「草バスケ」まで、幅広い年齢層で国民的スポーツとして愛されているという。香港で開催される次回26年大会はカンフーにちなんだルールが設定される。
東大RoboTechは、6月に開催されたNHKロボコン2025で5年ぶりに優勝。決勝では昨年まで3連覇の豊橋技術科学大学に勝利し、モンゴルでの世界大会への切符を勝ち取っていた。