スポーツニュース

2016年5月27日

【部員が見る軟式野球⑧】流れに乗り切れず立教に敗れ4連敗

軟式野球部春季リーグ戦第8戦vs立教大学(5月12日)

東大先発の相良投手(写真は軟式野球部提供)
東大先発の相良投手(写真は軟式野球部提供)

 

立教 1 0 0 0 1 0 1 0 0 | 3

東大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 | 1

 

 優勝の可能性はすでに消えた東大であったが、一つでも上の順位でリーグ戦を終えるべく、一戦必勝の思いで立教戦に臨んだ。この試合、東大は四年生投手・相良(経・4年)を先発に送り出す。

 一回表、相良(経・4年)は一死後、二番打者に左越本塁打を許し一点を先制されるも、後続を二人で締めこの一失点に抑える。続く二回は一死から四球で出塁を許し、さらに盗塁、四球などにより二死二三塁の危機を迎えるが、後続をしっかりと打ち取り相手の得点を許さない。

 相良(経・4年)の粘投に応えたい東大は二回裏、先頭の大川(工・3年)が内野安打により出塁するとすかさず盗塁、さらに五番片山(経・4年)がしっかり走者を送り一死三塁の好機を演出するも、立教の先発投手大野の前に後続が倒れ得点できない。

 三、四回と両先発が好投を見せ試合は膠着状態へと入るも五回表、立教の先頭打者に出塁を許すと、二つの盗塁を決められ一死三塁の好機を作られ、内野ゴロの間に不運な形で追加点を与えてしまう。さらに七回表、立教の先頭打者に四球を与えると、盗塁に捕手の悪送球が重なり無死三塁の好機を作られ、続く打者に左前安打を放たれさらに一点を与えてしまう。

 粘投を続ける相良(経・4年)を援護したい東大であったが、立教の大野を前に、七回裏まで一人の走者も出すことができない。八回裏、先頭打者の片山(経・4年)の死球により久々に走者を出すと、盗塁、内野ゴロにより走者を進め二死三塁の好機を作り、八番打者南(経・4年)が意地の左前安打を放ち一点を返す。八回表から登板した松本(文Ⅲ・2年)は八、九回を無失点に抑え味方の援護を待つ。九回裏、東大は先発の大野に代わった二年生投手小倉の立ち上がりを攻め、無死二塁の好機を作るも、後続が打ち取られ試合終了。悔しい敗戦となった。

 流れに乗り切れず連敗が続くが、残る二試合も勝利を目指し戦い抜きたい

軟式野球部 濱野 赳士(文Ⅱ・2年)

 

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