東大は創立150周年記念事業の一環として6月23~27日、東大生協食堂で「チキンガーリック丼」を東大生限定で150円で提供する。各日午後4時半より駒場食堂1階若葉(駒場Ⅰキャンパス)と中央食堂(本郷キャンパス)にて、それぞれ1日当たり限定400食が用意される。今回は2024年12月の「駒場丼」と「スパイスカレー」の提供に続く第2弾。時間帯は授業終わりの夕食を意識したものになり、前回の200食から大きく数も増やした。

「チキンガーリック丼」は和風のだし醤油とガーリックを合わせたたれを絡めて、唐揚げと一緒に煮込んだチキンガーリックを、キャベツを添えてたっぷり盛り付けたもの。
4月25日には銀杏メトロ食堂(本郷キャンパス)で試食会が開かれた。記者も参加し、肝心の味を一足先に確かめてきた。パンチの効いた味付けで、夕方の空腹時にも十分な満足感を得られる。しっかりとした食べ応えがありつつ、ガーリックの重さを感じさせないすっきりとした味わいになっている。

今回の企画も2024年12月の第1弾同様、Skyの協賛により実現した。前回は午後2時からの提供だったが、必修の授業の多い1年生を中心に「食べることができず残念だった」という声も多かったという。「より多くの学生に食べてほしい」との思いから、4限後からでも食べられる午後4時半からの提供に。量にも力を入れ、5日間で合計4000食を提供することにした。
「チキンガーリック丼」は10年以上前に食堂から姿を消したメニュー。現在では食べることの出来なくなったメニューが期間限定で復活した。生協食堂に足を運び、ぜひ味わってほしい。
