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2021年11月17日

東大、駒場Ⅰキャンパス整備への要望を公開 ベンチ等の設置予定も明かす

 

 総合文化研究科・教養学部は11月5日、駒場Ⅰキャンパスの整備について学生から募った意見や要望を実現するための取り組みを、学部ウェブページに掲載したと発表した。学生から寄せられた59の意見や希望、願いと13の回答が掲載された。

 

 同研究科・学部と数理科学研究科は、ソーシャルディスタンスを保ちながら、歓談や休息ができる空間を駒場Ⅰキャンパスに整備することを目指して、8月2日から学生からアイデアを募集している。

 

 学生の意見等と回答は、7つの項目に整理されて公開された。「屋内の自習・休憩スペース」や「屋外の自習・休憩スペース」について、学生からは「講義棟が空いていない時でも、少しミーティングをしたり勉強を友達としたりといったことができるスペースが欲しい」「雨や日差しを避けられる屋根付きの屋外ベンチがほしいです。 現時点では学食の脇くらいにしかありません」など具体的な意見や希望が上がった。これに対して学部は、(4件希望があった)「KOMCEE West B1Fについて授業期間中の平日8:00~19:00の間(フリースペースとして)解放しました」「ベンチやテーブルの設置など屋外休憩スペースを整備予定」などと回答。その他、学生からはWi-Fi環境の改善や対面授業の拡充、駒場図書館のサービス拡大や課外活動を感染対策と両立するための支援を求める声などが挙がり、学部は現在の方針や対応を説明した。

 

 当該ページは随時更新する予定だとされている。「お寄せいただいたご要望について」と「ご要望の実現に向けた取り組み」の2項目からなるが、11月15日時点で、公開されているのは前者のみ。後者は準備中となっている。

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