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2022年3月11日

令和3年度総長賞 13件が受賞 教育関連のウェブシステム開発など

 東大は4日、令和3年度「東京大学総長賞」の受賞者として13件を発表した。東京大学総長賞は、学業、課外活動、社会活動などにおいて特に顕著な実績を挙げた学生や団体に授与される。特に優れた業績を残した者に授与される総長大賞は「課外活動、社会活動等」分野で中條麟太郎さん(文・3年)、「学業」分野で森脇可奈さん(理学系・博士3年)が受賞した。(表)

 

 

 「課外活動、社会活動等」分野では、23件の推薦から4件が受賞。大賞に選ばれた中條さんは、教育工学の研究を行う吉田塁研究室で「LearnWizOne」という教育プラットフォームを開発。教育工学分野における世界最大のコンペティション「GESAwards2021」の一部門で優勝した。「LearnWizOne」は参加者の意見の集約、共有が容易にできるウェブシステム。開発のきっかけはコロナ禍のオンライン授業で、学生同士の意見の交流を通して能動的に学習する必要性を実感したため。現在では、大学の授業などに2000人以上が利用している。

 

 「学業」分野では26件の推薦のうち9件が受賞した。大賞を受賞した森脇さんは、宇宙大規模構造(銀河の大規模な分布)の解析手法の問題点を克服するため、深層学習を用いる手法を考案した。超大領域・遠方の宇宙大規模構造が解析されることは、宇宙初期の状態や物質の性質、銀河形成史などの解明につながると期待される。

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