COLUMN 2019年11月22日

【駒場祭2019おすすめ企画】「見て楽しむ」プラネタリウム〜夜空の万華鏡〜

〜五感で楽しめ〜  編集部が選んだおすすめ企画

 

 500に上る企画が行われる駒場祭。どれも魅力的で目移りしてしまう読者も多いだろう。そこで、編集部員が選んだ、多種多様な興味をそそられる企画を紹介する。色とりどりの企画に胸をときめかせてみてはいかがだろうか。(写真は各企画提供)


プラネタリウム 〜夜空の万華鏡〜

東京大学地文研究会天文部

 

@第一体育館3階

22日 午後

23日・24日 終日

 

手作りの投影機が満天の星を写し出す

 

駒場で感動 満天の星

 

 駒場祭の喧騒に疲れたら、満天の星に癒やされよう。天文部展示で待ち受けるのは、直径12mもの本格派プラネタリウムだ。

 

 明かりが消えると2万を超える星々や天の川が浮かぶ。責任者の白澤遼大さん(理Ⅰ・2年)は「お客さんのおーという歓声を聞くたびに、こちらもうれしくなります」。星座の絵を投影するなど、分かりやすく夜空を説明する20分程度のプログラムが上映される。

 

 アマチュア最大級というプラネタリウムは全てが手作り。代々のノウハウを引き継いできた150人の部員が1年がかりで制作する一大プロジェクトだ。投影機を制御する電子回路の電子工作から、星々や空の色調の指定まで作業は膨大。白澤さんも「人数も作業も多くスケジュール管理が大変」と漏らす。

 

 大変な作業の原動力は、昨年の悔しい記憶だ。昨年の駒場祭初日、代々引き継がれてきた投影機の回転装置が故障。上映ができなくなった。徹夜で行った作業の結果、翌日以降プログラムを変更して上映は再開されたが、準備してきたものを出し切れなかった悔しさが残ったという。

 

 今年の作業は回転装置の修理から始まった。心臓部の故障に「これほどの修理をした経験はなく、今年は無理かもしれないと思った」。10代上の先輩に開発当時の状況を聞くなどして、どうにか修復にこぎつけた。加えてドームを作り直すなど、基礎から見つめ直しただけあり、部員たちがかける思いは強い。

 

 部長の末續智士さん(理Ⅱ・2年)は「準備を一番長くしてきて、必ず感動してもらえるものになった自信がある」と胸を張る。部員が各地の合宿で見てきた星空を駒場で体感してはいかがだろう。


この記事は2019年11月12日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。

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