キャンパスライフ

2019年11月22日

【駒場祭2019おすすめ企画】「食べて楽しむ」東大うどん部

〜五感で楽しめ〜  編集部が選んだおすすめ企画

 

 500に上る企画が行われる駒場祭。どれも魅力的で目移りしてしまう読者も多いだろう。そこで、編集部員が選んだ、多種多様な興味をそそられる企画を紹介する。色とりどりの企画に胸をときめかせてみてはいかがだろうか。(写真は各企画提供)


東大うどん部

東大うどん部

 

@銀杏並木E4

23日・24日終日(麺切れ次第終了)

 

五月祭で大好評だった焼うどん。うどん部の気合の一品だ

 

果てしなきうどん道への第一歩

 

 行列のできる屋台の出店で名高いうどん部。今年の五月祭では、450玉の焼うどんを約3時間半で売り切った。

 

 中華鍋でうどんと麺つゆを絡めて焼き上げ、天かすや刻みのりなどをトッピングすれば、熱々の焼うどんの出来上がり。屋外での衛生管理の観点から、簡単な調理行程と素朴な味付けであるものの、その分屋台ならではの濃いめの麺つゆの風味が香る絶品に仕上がった。

 

 うどん部のコンセプトは「うどんを学ぶ、うどんで学ぶ」。2007年の創設以来、うどんの魅力を伝えるべく、うどんを食べ歩く、うどんを打つなどの活動を行っている。

 

 うどん部では、うどん屋へ足を運び、うどんを食べることを「遠征」と呼ぶ。遠征では、1日にうどん屋を何軒も食べ歩くこともあるという。例年夏の香川遠征では、毎食うどんの1泊2日を送り、うどんを食べ尽くす。うどんへの熱い思いは「遠征では、うどんに興味のある部員しかいないため、うどんを食べ終えれば寄り道はせず即解散します(笑)」との声が上がるほど。

 

 年に数回行う、うどん打ちでは、うどんの奥深さを実感するそうだ。うどんに含ませる水分量はその日の湿度や気温を考慮しなければならず、うどんをこねた後に寝かせる時間の加減も悩ましい。「うどんに合うだしの追求もしていきたい」と考える熱心な部員も。

 

 駒場祭に向けて企画責任者の小林佑太郎さん(文Ⅰ・2年)は「行列必至のうどん部名物をぜひご賞味ください」と意気込む。駒場祭では、うどんをすすって腹ごしらえをするとともに、どこまでも果てしない「うどん道」に思いをはせてみてほしい。


この記事は2019年11月12日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。

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