LATEST NEWS 2017年9月24日

アメフト 東海大を24―14で下し開幕2連勝 後半の守備に課題も

 アメリカンフットボール部(関東学生1部リーグBIG8)は9月23日、今季1部に昇格した東海大学とのリーグ戦第2戦に24—14で勝利し、開幕2連勝を果たした。東大は前半、ロスタックルや4thダウンギャンブルの阻止など、要所を締める守備で主導権を握る。下級生主体で臨んだ後半に追い上げられるも逃げ切った。次は10月7日午後1時30分から、リーグ戦第3戦を一橋大学と戦う。

 

東 大|01437|24

東海大|00014|14

 

 東大は前半、守備からリズムをつくる。第1クオーター(Q)3分、梅澤迪選手(理Ⅱ・2年)のインターセプトで東海大から攻撃権を奪取。続く攻撃ではフィールドゴール(FG)を外すが、直後、攻撃権更新まで残り1ヤードとした東海大の攻撃をロスタックルで止めてパントキックに追い込む。するとクオーターバック松下嶺選手(育・4年)から瀬戸裕介選手(経・3年)への20ヤードのパスなどで敵陣9ヤードに攻め込み、最後はパスを受けた瀬戸選手が相手をかわして先制タッチダウン(TD)。さらにその後の守備では東海大の4thダウンギャンブルを止め、流れを相手に渡さない。

 

先制TDを決めてチームメイトに祝福される瀬戸選手(#13)(撮影・関根隆朗)

 

 守備陣の奮起に攻撃陣も応えた。第2クオーター(Q)終盤に樋山大郎選手(理Ⅱ・2年)のTDで点差を広げると、第3Qはショートパスや東海大のファウルでじわじわ前進。東大のファウルや、ランニングバックが味方にぶつかるミスもありFGの3得点にとどまるも、10分近く攻め続け守備の負担を軽減した。第4Qには東海大の4thダウンギャンブルを止めた直後、荒井優志選手(経・3年)が81ヤードを走り切ってTD。24—0と大差をつける。

 

第2Q、樋山選手のTDでリードを広げる(撮影・関根隆朗)
第4Q、荒井選手(#28)は集団を抜け出ると、そのままエンドゾーンへ(撮影・関根隆朗)

 

 しかし第4Q終盤、下級生主体にメンバーを入れ替えた守備陣が相手ランニングバックに何度も突破を許す。要所でパスも決められ、2TDを喫す。しかし、攻撃権の連取を狙って仕掛けてきた2度のオンサイドキックを防ぐなどして東海大の反撃を断ち切り、勝利を収めた。

 

第4Q、相手ランニングバックに2TDを許す(撮影・関根隆朗)

 

 次の対戦相手は今季から1部に昇格した一橋大。その後には昨季BIG8で2位の横浜国立大学、3位の駒澤大学などとの対戦を控えているため、一橋大戦では確実に勝利をものにしたい。

(文・児玉祐基)

 

◇森清之ヘッドコーチの話

 

――今日の勝因は

 一人一人が本来の力を発揮してくれた。特に前半、オフェンスがもたついているところで、ディフェンスがボールをキープし、主導権を握ってくれた。

 

――チームの課題は

 点差がついてから下級生の選手を使うと、力が大きく落ちる。桜美林大戦でも点差がついてから追い上げられる場面があったが、選手層が薄いところが課題。アメフトではどうしてもけが人が出るので、底上げしていかないと、フルシーズン戦い抜くのは難しい。

 

――今日までの準備の中で重点的に取り組んできたことは

 シーズン中盤以降を見据えて、トレーニングのペースを落とさないこと。ウエイトとかを頑張って疲れるくらいやっている。普通シーズンが始まったらコンディション維持を念頭に置くが、このチームはまだまだフィジカルのレベルが低いので、守らずにしっかりトレーニングをしていかないといけない。

 

◇遠藤翔主将(経・4年)の話

 

――今日の勝因は

 試合展開に左右されず全員が目の前のワンプレーに集中できたこと。

 

――ディフェンスが良かった

 自分はオフェンスでディフェンスまでちゃんと見られていないのだが、前半のオフェンスがドライブできていないシチュエーションでも、ディフェンスが相手の攻撃をきっちり止め、味方が点を取るまで相手を0点に抑えてくれた。ディフェンスに助けられた試合だった。

 

――チームの課題は

 全体としてTOP8よりもレベルが低い。桜美林大戦ではこっちがリードしてから追い上げられたが、今日も同じ展開になった。そこの詰めの甘さは改善していかないといけない。

 

――次戦への意気込みを

 来週から授業が始まり、夏休みほどまとまって全体での練習やミーティングができなくなるが、言い訳はできない。総力戦ということで、チーム1人1人が当事者意識を持って戦っていきたい。

 

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