EVENT 2016年10月17日

日本最大級の学生向けハッカソンJPHACKS 2016開催決定

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 東大発のハッカソンイベント、JPHACKS(ジャパンハックス)が10月29日(土)・30日(日)に国立情報学研究所で開催される。

 JPHACKSは、2014年12月に東京大学を会場として始まった国内最大級の学生向けのハッカソンで、イノベーターの発掘を目標に掲げている。第1回は100人を超える学生が参加し、第2回の2015年度は全国5都市で200人を超える学生が参加した。

 

 第3回となる2016年度は、全国6箇所で2日ほどに分けてソフトウェアやハードウェアを開発するイベントを行い、11月19日に東京大学浅野キャンパス武田先端知ビルで、表彰イベントを行う。

 

 開発テーマは全参加チームの決定後、10月中旬以降に発表され、チームで自由に企画・開発を進め、ハッカソンイベント当日の終了時に完成品を提出する。イベント終了後は各会場から優秀チーム1組(参加者が多い東京からは2組)と、全参加チームからオンライン審査で選ばれた8組がAwardDay(決勝大会)に進出する。さらに、約20社の企業が独自の基準で審査を行い、協賛企業賞を選出する。

 

 AwardDayに進出した15チームは、11月19日(土)に東京大学で8分間のプレゼンと、チームごとのブース展示を行う。終了後、オーディエンス投票と最終審査が行われ、最も優れたチームへ「JPHACKS Innovator認定」、アイデアに優れたチームへ「Best Idea賞」、技術に優れたチームへの「Best Hacker賞」が贈られる。

 

 全国各地から多くの学生が集うこのイベントの魅力を探るべく、昨年度の参加者である吉田貴寿さん(学生団体UT-HACKs代表、情報理工・修士2年)に話を聞いた。

 

――JPHACKSに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

 普段からモノづくりをするのが好きで、東大や美大の友達と作品制作をしていました。いつもはチームで協力しての数週間~数カ月単位の開発が主なので、ちょっと趣向を変えて、瞬発的に作品を作り上げる思い出を作りたいなぁと思ったのがきっかけです。

――当日はどんなモノづくりをされましたか?

 チームメンバーに金属を加工した作品を作っている美大のアーティストの子がいたので「金属を活かした作品を作りたいな」という軸でアイデアを出していきました。またエンジニア陣がWebやソフトよりも、ハードウェアに強いメンバーが多かったことも、モノ指向な作品を作るきっかけになりました。1時間くらい話し合った結果として、金属を衣服として身にまとう「着るメタル」というコンセプトを提案し、実際にMetaric Parkaというプロトタイプを試作することに決定しました。開発時間では、熱伝導やジュール熱を活かした温度調節機能、電気伝導を利用した通信機能などを実装し、ハイタッチでTwitterを相互フォローするというようなデモを作りました。

――JPHACKSに参加して感じたことを教えてください

 一昼夜という限られた時間で一つのモノを作り上げるのはとてもエキサイティングで楽しい経験でした。ハッカソンではコードは汚くても、見えない部分の配線がごちゃごちゃでも、「プレゼンで実際に動くものを作る」ことがいちばん大切だと思います。普段の研究や勉強とは違う筋肉を使っている感じがするのと、普段は忙しい友人とまとまった時間で協力して開発できるので、その非日常感もたまらなく面白いポイントだと思います。

――参加してよかったことは何かありますか?

 他のチームの開発の様子、アイデア、そしてプレゼン発表がとても刺激になりました! ハッカソンでメインに試されるのは技術力だと思う人も多いでしょうが、アイデアの時点で「やられた!」と思うことも少なくありません。「なにをつくるか」というアイデア力と「どう実現するか」という技術力の組み合わせはチームごとの色が出ていて、その個性が見どころの一つです。また、自分たちが心身を捧げて作った作品の魅力を余すことなく伝えるためのプレゼン技法も、大いに見て盗む価値があると思います。

 

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昨年開催されたJPHACKS2015当日の開発の様子(写真は吉田さん提供)

 


 今年開催されるJPHACKS2016は、JPHACKSの根本的理念である「イノベーター発掘」をテーマに開催される。エンジニア、クリエイターのあなたもイノベーティブな秋を体感してみてはいかがだろうか。

 

【開催概要】

HackDay(開発イベント)
日時:
東北地区・関東地区・九州地区:2016年10月29日(土)・30日(日)
北海道地区・中部地区・関西地区:2016年11月5日(土)・6日(日)

会場:
北海道大学フード&メディカルイノベーション国際拠点(北海道地区)、東北大学・カタールサイエンスキャンパス(東北地区)、国立情報学研究所(関東地区)、名城大学 社会連携ゾーンshake(中部地区)、スペースアルファ三宮(関西地区)、福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター(九州地区)

定員:東京会場は100人前後、他5会場は40人前後
参加費用:無料(各会場までの交通費は各自負担)
参加資格:
・全国の大学生・大学院生・専門生・高専生(学年不問)
・満18歳以上であること
※チームでの参加が推奨されるが、個人でも参加可能

 

エントリー方法:こちらのリンク先から追加募集エントリー受付中

エントリー締切:2016年10月21日(金)

AwardDay
日程:2016年11月19日(土)
会場:東京大学浅野キャンパス武田先端知ビル

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