COLUMN 2019年10月21日

【知のrecipe】 魚で秋をもっとおいしく 漬魚のコクうまパスタ

実りある秋を手軽に味わう

 

 秋の食の定番、魚。しかし肉と比べると値段が張り、料理のレパートリーにも困る人が多いのではないか。今回は安くかつ簡単にできるレシピを、東大卒の食文化研究家スギアカツキさんに聞いた。

漬魚のコクうまパスタ

 

 皆さん、魚を食べていますか? 本当は好きなんだけど、グリルもないし、なかなかという人は少なくないかもしれません。

 

 今回は、一口コンロでも調理ができて、どんな時も手軽に作れてしまう、今後ずっと覚えておいていただきたい料理の知恵をご紹介します。魚定食でおなじみの漬魚のうまみを、パスタに染み込ませて、存分に味わおうというアイデアです。

 

 合わせる具材として積極的に選んでいただきたいのが、彩り豊かで栄養抜群の超優秀野菜、パプリカです。木々の色が変わりゆくこの季節の美しさを、ぜひ食でも堪能してみてくださいね。

 

 食は人生を作る。豊かで実りある秋をお過ごしください。

 

 

【材料(1人分)】所要時間・36分

・漬魚(※) 1切分
・パプリカ(好みの色) 1/2個分
・ショウガ 1片
・パスタ(乾麺) 100g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩(パスタをゆでる用) 大さじ1
・お湯 1L
・塩・こしょう(調味用) 少々

(※)西京漬・かす漬などなんでも良い。魚の種類もサケ、サバ、タラなどお好みのものを。骨がある場合は切る時に大まかに取り除くと食べやすい。

 

【作り方】

(1)具材を刻む
漬魚は一口大に、パプリカは小口切り、ショウガはみじん切りにする。

(2)パスタをゆでる
お湯を沸かし、塩を加えてパスタを表示時間通りゆでる。

(3)具材を炒めて仕上げる
フライパンにオリーブオイルとショウガを入れて火にかけ、香りが出てきたら漬魚を入れてこんがり焼き、パプリカも加えて炒める。ゆで上がったパスタを加えて混ぜ合わせ、塩・こしょうで味を調える。

 

◇記者が挑戦

 しょうゆ風味のパスタを食べたかった記者はサバのしょうゆ漬けを選択。ショウガの香りと鮮やかな赤パプリカが食欲をそそる。食材を切るなどの準備も簡単で失敗も少ないだろう。具にパスタをあえる時にバターを少々加えると、パスタに具の味が良く絡み、さらにおいしさアップ。

 通常使われる生の切り身ではなく、既に味付けの調った漬魚を使う、という発想が新鮮だった。今年の秋は栄養価の高い魚を食べ、病気に負けない体作りを心掛けたい。

(杉田英輝)


この記事は2019年10月8日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を公開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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