スポーツニュース

2015年4月21日

部員が見る軟式野球部 2015年度春季リーグ戦第2戦

軟式野球部春季リーグ第2戦vs明治大学(3月25日)

明治 |100002120| 6

東京 |00000700× | 7

乱打戦となった初戦を引き分け、迎えた第2戦。

春リーグ優勝に向けて勢いに乗るために、なんとしてでも勝ちたい大事な一戦だ。

第2戦勝利の瞬間.jpg

先発の瀬戸翔(工・4年)は、初回先頭打者を初球死球で出塁させてしまうと、その走者を三塁まで進められ、明治松島の適時打で1点を先行されてしまう。

一方、後攻の東大は、明治先発和田の前に淡白な攻撃が続き、なかなか攻撃の形を作れない。すると六回表、東大は三塁手の失策と死球により無死一、二塁のピンチを迎える。その後2死二、三塁まで持ち込むも、明治下林山に2点適時打を打たれ、3点を追う苦しい展開となる。

しかしその直後の六回裏、先頭の9番大音(理Ⅰ・2年)が中前安打で出塁、すかさず盗塁を決めると、続く1番瀬戸祥(工・4年)も相手の失策を誘い出塁、無死一、三塁の好機を作る。なんとしても点が欲しい場面で迎えるのは2番新妻(経・3年)。

その打球は相手三塁手の野選を誘い、ついに東大が1点を返す。ここから東大の怒涛の反撃が始まる。続く3番が四球を選び無死満塁とすると、4番、5番が立て続けに失策を誘い3点を加え逆転に成功。なおも無死二、三塁の好機の場面で、東大は昨季首位打者の大川(理Ⅰ・2年)を代打に送る。

すると初球を右前にはじき返し、これが2点適時打となる。さらにこの後相手投手の暴投により1点を加えた東大は、7得点でこの回を終わる。流れが東大に傾いたかに思われたが、昨季優勝の明治も意地を見せ、七回表には2死満塁から押し出し四球で1点、八回表には2死一、二塁から山下の適時三塁打により2点を加え、東大に1点差までつめよるが、先発瀬戸翔(工・4年)の140球に及ぶ粘りの完投により、逃げ切った東大がこの試合を制した。

第2戦力投する先発 瀬戸翔三郎.jpg

一挙7得点と爆発力を見せた攻撃を軸として、この第2戦の勢いで残り8試合を勝ち抜きたい。

軟式野球部 長岡諭史(理Ⅰ・2年)

第3戦はこちら http://www.utnp.org/sports/rokudaiyakyu15-3.html

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