LATEST NEWS 2020年6月22日

新型コロナ抗体検査 500例のうち陽性は4人

 東大先端研などの研究チームは4日、都内の医療機関で5月25日に採取した500人分の血液について、新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果を発表した。陽性は4人で、5月初旬の結果と合わせると、5月の東京では1000例中7例となり、0.7%が陽性だった。

 

 今回陽性の結果が出たのは30代、40代、80代の女性と90代の男性の4人。感染後、数日から1週間ほど遅れて増える抗体「IgG」がいずれも陽性で、感染初期に増えて短期間で消失する抗体「IgM」はいずれも陰性だった。IgGは見られたがIgMは見られなかったため、既感染者の可能性が高いという。5月15日に発表された500人を対象とした検査結果では、20代、30代、50代の男性の3人の抗体陽性が分かっていた。

 

 今回の抗体測定は、都内の医療機関を受診した人のランダムな罹患率を精密に定量的な数値で知ることで、都内の罹患率を推定するとともに、医療機関の感染拡大のリスクを知ることが目的。東大先端研や東大アイソトープ総合センターを含む6大学・研究機関が連携し、臨床検査を実施するLSIメディエンスの協力で、5月中に1000人の測定を実施した。


この記事は2020年6月16日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。

ニュース:入構制限、キャンパスの現状は 活動制限緩和から2週間
ニュース:新型コロナ 理研・製薬2社と基本合意 治療薬実用化目指す
ニュース:先端研 バーチャル公開実施 VRや動画活用
ニュース:ゲノムの次世代 編集ツール開発
ニュース:新型コロナ抗体検査 500例のうち陽性は4人
ニュース:総図・柏図 東大公表の活動制限レベルに応じた提供サービスを公表
ニュース:QS世界大学ランキング、東大は順位二つ下げ24位
ニュース:進学選択 進学志望登録など、1週間程度後ろ倒しへ
企画:論説空間 コロナ禍で理解は進むか 感染症数理モデルの活用 稲葉寿教授(東大大学院数理科学研究科)
企画:何気ない日常に彩りを 「辛い」だけじゃないスパイスの魅力
東大新聞オンラインPICK UP:就活編
東大最前線:コウモリの生態 福井大助教(東大大学院農学生命科学研究科)
100行で名著:『出家とその弟子』倉田百三著
キャンパスのひと:増田裕樹さん(薬・4年)

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、STORES.jpのオンラインストアを休止しております。申し訳ございません。
定期購読の方には登録されたご住所に届けられますが、物流の混乱で遅れが発生する場合がございます。
あらかじめご了承ください。

同じ記者の記事

関連記事

合わせて読みたい

INTERVIEW / PROFESSOR 2020年05月26日

建築家・隈研吾が教える、世界的に活躍するための秘訣【退職記念インタビュー後編】

COLUMN 2020年05月22日

トイレットペーパーなぜ消えた?新型コロナウイルス感染拡大での集合心理を分析①【社会心理学編】

PUBLIC RELATIONS 2020年06月02日

随時更新! 新型コロナウイルス関連情報ページ

NEWS 2019年10月11日

新型タンパク質「ヘリオロドプシン」構造解明

NEWS 2020年05月15日

2020年春の紫綬褒章 医・川上教授と理・山内教授に

TOPに戻る