最新ニュース

2016年9月14日

薬・法・理物など定員割れ 進学選択第2段階

 教養学部は7日、2017年度進学選択第2段階の結果を発表し、法学部の文Ⅰ枠の内定者は定員を39人下回り、3年連続で定員割れとなった。理学部化学科の理科枠や薬学部などでも第2段階時点では定員割れした。第2段階で38の学部・学科が定員割れし、そのうち第3段階を実施する学部・学科は第3段階対象者にのみメールで示されたが、公表はされていない。

 

 法学部の文Ⅰ枠は、底点が39・2点→46・3点と持ち直したが、全科類枠を設置した08年度以降2番目に低い点数となった。

 

 理学部化学科の理科枠内定者は、定員21人に対しわずか5人。全体の進学者数も定員を16人下回り、第3段階を実施しても定員割れする可能性が高い。物理学科でも第2段階で定員割れを起こすなど、理学部離れが顕著だ。

 

 薬学部では第2段階内定者数が昨年度から13人減少。13年度以来の定員割れとなった。

 

【関連記事】

進学選択志望集計、文Ⅰ→法で記録的減少 養・工は志望者増加

 


この記事は、2016年9月13日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

2730_9_8pop特別価格

インタビュー:「東大生」に縛られるな 東大出身の僧侶に聞く 松本紹圭さん
ニュース:医学系論文に不正か 6研究室に疑惑、調査を開始
ニュース:第2段階進学選択 薬・法など定員割れ相次ぐ
企画:現役東大生による勉強法アドバイス
企画:教科別 東大教員からのエール
企画:「推薦生は幅広い分野で一流」−東大初の推薦入試を終えて−
企画:合格者得点分析 本社独自アンケート
企画:面接重視が全国的傾向 理Ⅲ面接18年度より復活
研究室散歩:@パイプライン研究 粟飯原周二教授(工学系研究科)
キャンパスガール:小林悠佳さん(理学系・修士1年)

※新聞の購読については、こちらのページへどうぞ。

タグから記事を検索


東京大学新聞社からのお知らせ


recruit

   
           
                             
TOPに戻る