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2016年1月20日

東大文学部が4学科を統合、「人文学科」に 定員350人は変わらず

 文部科学省は8日、2016年度の国立大学の学部新設・改組などをまとめた「国立大学入学定員増減予定表」を公表し、東大が文学部を改組する予定だと分かった。文学部の思想文化学科・歴史文化学科・言語文化学科・行動文化学科の全4学科を新設の「人文学科」へ再編する。文学部全体の定員は350人で変わらない。

 

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 文学部は現在4学科の下に27専修課程が設けられているが、今回の改組で人文学科の下に全専修課程が属することになる。思想文化学科(定員90人)・歴史文化学科(同60人)・言語文化学科(同160人)・行動文化学科(同40人)が人文学科(同350人)に再編される。

 

 文部科学省は15年6月に人文社会系学部の廃止や社会的要請の高い分野への転換を全国の国立大学へ要求。文学部の改組方針は15年8月時点での国立大学入学定員増減予定表でも示されていた。15年11月に公表された東大の16年度入学者募集要項にも、人文学科の名称が明記されている。

 

 東大の他に弘前大学や高知大学など、六つの国立大学が人文社会学系学部の改組を予定している。千葉大学が文学部行動科学科(定員77人)・史学科(同33人)・日本文化学科(同33人)・国際言語文化学科(同37人)を人文学科(同170人)に統合するなど、4大学が定員を縮小。改組の目的を各大学は共通基礎教育の充実(千葉大)、地域の課題解決への貢献(岩手大学)、時代の要請にふさわしい人材養成(愛媛大学)などとしている。

 

この記事は、2016年1月19日号からの転載です。本紙では、他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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