LATEST NEWS 2020年8月2日

本郷のAIスタートアップ振興へ コンテストを今年も開催

 

 任意団体「HONGO AI事務局」は7月14日、同団体が主催し、AI(人工知能)技術を活用した事業を行うスタートアップ企業を表彰するコンテスト「HONGO AI 2020」の参加募集を開始した。締め切りは8月28日で、事前選考を経て15社程度の「HONGO AI AWARD」受賞企業を決定。12月4日にオンラインで開催される最終選考会では最優秀賞に当たる「HONGO AI BEST AWARD」を競う。

 

 同コンテストはAI技術を活用した事業を行っているスタートアップ企業のうち、起業直後に当たるアーリーステージの企業を、対象市場の魅力度やAIの技術力、ビジネスモデルなどを基に表彰するもの。昨年の初回に続き2度目の開催となり、昨年はAI技術を活用した材料開発を行うMI-6がHONGO AI BEST AWARDを受賞した。今年は日本経済新聞社との共催となり、同社が最終選考当日のライブ配信や、学生、スタートアップ企業向けのイベントなどを手掛ける予定だ。

 

 代表選考委員を務める松尾豊教授(東大工学系研究科)は14日の記者会見で「本郷地区には多くのAIスタートアップ企業があり、規模が大きくなった企業の背中を追いかけて次々新たな企業が生まれている。東京通信工業(現在のソニー)、アップルなど国内外で急速な成長を遂げた企業を作り上げてきたのは若者たちだった。今後も、若者の活躍が重要となる」とコメント。同コンテストを後援する文京区の成澤廣修区長も「文京区の地場産業である印刷製本や医療機械にAI関連の産業が加わることで区の底力が上がる」とHONGO AIの取り組みに期待を込めた。

 

 HONGO AIは東大本郷キャンパスが位置する本郷地区をAI技術研究の先端地域として活性化させるとともに、特にアーリーステージのAIスタートアップ企業に光を当てることを目的に昨年結成された任意団体。コンサルティング企業の経営共創基盤(IGPI)やAI関連企業の起業支援を行うディープコアなどが代表幹事として参画している。


この記事は2020年7月28日号から転載したものです。本紙では他にもオリジナルの記事を掲載しています。

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