『東京大学法科大学院ローレビュー』(ローレビュー)が創刊から20周年を迎えたことに合わせ、昨年12月20日、本郷キャンパスで現役編集委員や卒業生、教員が集まり記念パーティーが開かれた。
ローレビューは東大法科大学院(大学院法学政治学研究科法曹養成専攻)の学生による研究成果の公表を主な目的として、2006年に発刊された。教員と、選考を経た法科大学院の学生からなる編集委員会が編集を担い、近年は教員と法科大学院の学生の論文がそれぞれ3、4本ずつ掲載されている。第20期編集委員長の發田志音さん(法学政治学・3年)は、質を担保するために掲載にあたっては厳正な審査を行なっており「法学分野の中でも、特に掲載が難しい雑誌の一つではないか」と話す。
パーティーの冒頭では橋爪隆・法学政治学研究科長と發田さんがあいさつ。橋爪研究科長は、ローレビューは学生論文も含め学術や実務に大きな影響を与えてきた世界に誇れる雑誌だとし、今回を区切りに100周年を目指したいと語った。發田さんも創刊から20周年の節目に編集に携わる喜びを語った。

歓談の時間で参加者たちが旧交を温めたのち、第1期の編集委員を務めた村上祐亮弁護士(森・濱田松本法律事務所)、東陽介弁護士(森・濱田松本法律事務所)、沼田知之弁護士(西村あさひ法律事務所)が思い出を語った。さらに寄付者を代表して、柳田直樹弁護士(柳田国際法律事務所)、渡部友一郎弁護士(Airbnb Japan)もあいさつした。
パーティーの最後には和田俊憲・法曹養成専攻長があいさつ。法科大学院の在学中に司法試験を受けられるようになったことで、3年次が忙しくなり編集委員のなり手が不足しているとしつつ、受験後の3年Aセメスターで論文を執筆する授業の受講者が増えていて、投稿数が増える基礎もあると分析。橋爪研究科長の100年続いて欲しいというあいさつに触れ、東大法学部と深い関係にあり2025年に創刊142年を迎えた『法学協会雑誌』と同様に、142年以上刊行し続けてほしいと激励した。










