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2016年8月21日

【七大戦】水球1日目、攻守ともに好調で4戦全勝 2連覇狙う

 水泳部水球陣は8月20日、全日本七大学総合体育大会(七大戦)の1日目を埼玉県・青木町公園総合運動場プールで戦い、京都大学・大阪大学・東北大学・九州大学の4校全てに大差を付けて勝利した。2連覇を狙う東大は、21日に残る名古屋大学(北海道大学は不参加)と戦って総当たり戦を終え、その後の5位・3位・1位決定戦の順位決定戦で順位が決まる。

 

VS京都大学 前半の猛攻で引き離す

 

東大|8 1|9

京大|2 1|3

 

土砂降りの中、ゴールを決める細江尚唯選手(撮影・太田聡一郎)
土砂降りの中、ゴールを決める細江尚唯選手(撮影・太田聡一郎)

 

 初戦の対京大戦。第1ピリオドで山田直人選手が先制すると、反撃の隙を相手に与えず猛攻、山田選手だけで4点を取るなど連続して7点を奪う。京大がパスミスを付いて1点を返した後は互いに点を取り合う展開となり、8―2で8分間の第1ピリオドを終えた。

 

 第2ピリオドではゴール前で両校の選手がもつれた隙をついて京大が1点を返すも、すかさず東大も1点を加え、9―3で勝利した。

 

VS大阪大学 昨年2位のライバルに1点も与えず完勝

 

東大|4 7|11

阪大|0 0|0

 

ゆるやかなシュートで相手の裏をかく池亀雅人選手(撮影・太田聡一郎)
ゆるやかなシュートで相手の裏をかく池亀雅人選手(撮影・太田聡一郎)

 

 昨年の七大戦で東大に次ぐ2位だった阪大との対戦でも、東大の攻撃が光った。第1ピリオドの開始後約2分半、岡良輔選手がゴール間近からシュートをたたき込んで先制し、その後も点を重ねて4点を奪う。

 

 第2ピリオドでも東大の猛攻は止まらず、8分間の間に7点を加えて阪大を引き離す。適切な場からシュートを打たせない堅実な守備もあり、11―0で完勝した。

 

VS東北大学 攻守ともに堅実、隙作らず圧勝

 

東 大|5 7|12

東北大|1 0|1

 

力強くゴールを狙う山田選手(撮影・太田聡一郎)
力強くゴールを狙う山田選手(撮影・太田聡一郎)

 

 第3戦は対東北大戦。第1ピリオドでは互いに守備が固く一進一退を繰り返したが、ゴールキーパーがはじいたボールを山田選手がゴールへ押し込み先制する。その勢いのまま計3点を奪取、第1ピリオド終了間際に1点を返されるも同時に1点を加え、5―1で第2ピリオドへ移った。

 

 第2ピリオドでも豪雨の中で東大が猛攻を見せ、一気に7点を奪う。時間切れを狙ったしつこい守備やパスカットで東北大の攻撃を封じ、12―1で圧勝した。

 

VS九州大学 堅い守りを速攻で崩す

 

東大|1 5|6

九大|0 0|0

 

相手のシュートをはじくゴールキーパーの宮内悠太選手(撮影・太田聡一郎)
相手のシュートをはじくゴールキーパーの宮内悠太選手(撮影・太田聡一郎)

 

 20日最後の第4戦は九大が相手。第1ピリオドで東大は果敢に攻めるが、打ちやすい場所からのシュートを阻む守備とゴールキーパーに苦戦し、点を挙げられない。しかしピリオド終了間際に主将・池亀雅人選手がシュートを決め、1―0で第一ピリオドを終える。

 

 第2ピリオドでは、前半東北大の反撃に苦戦するも、相手のパスをカットしてから素早く攻め上がり1点を加える。その後は一方的に点数を重ね、6―0で勝利した。

 

(文・太田聡一郎)

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